「取」
・殺した相手の耳を引きちぎる
自己申告制だった戦闘での働きを、嘘がつけないように殺した相手の耳を切り取って持ってくるように命じた王がおり、兵士が耳を切り取る様からきています。 耳はすぐに腐るので褒美をもらいには急いで持って行かねばならず「趣」は切り取った耳を持って走る兵士を表します。
「民」
・片眼をつぶされた奴隷の横顔
奴隷をおとなしくさせるのに良い方法はないかと王が訪ねると、子供の時に事故で片眼の黒目のなくなった家臣が、自分のように右目をなくせば争ったり走って逃げたりできず従順になると進言したため、王は針で奴隷の片眼をつぶした。 目をつぶされて従順になった奴隷の横顔です。 転じて王に従順な民の意味になりました。
「数」
・数多く叩かれる処刑を受ける女性
米(数が多い)+女+ぼくづくり(ボクと音がするほど殴る)
で、古代中国の女性に対する刑(男性は体が切り刻まれた)
何回叩かれたかを数えることが由来になっている
「昔」
・人の肉を干して加工したもの
昔の上部は「人」4つが変化したもので、かつて飢饉で食べ物を食い尽くした際、古代中国では人を食材として食べていた。その際余った肉を干して干し肉にしたものがその由来となっている
「七」
・十字に切った腹から腸がはみ出している様
古代中国で失態をえんじた者が腹を十字に切って自害せねばならず、その傷口から腸がはみ出たものが由来。 古代中国で内臓とされたのは大きな臓器の心臓・肺・心臓・肝臓・胃・腸・脾臓の7つでした。
西洋では幸運の数字の7ですが、東洋では天に昇った死霊を弔う七夕・初七日・四十九日(七七日)など7は死にまつわる数字で、これを払うために七福神もつくられている。
普通につかう漢字なのにこんなに怖い 意味があるなんてね
ちなみに
「真」
「真」は旧字では「眞」と書くが、このヒの部分を除いた字は、「生首がぶら下げられている」ことを意味する。
だから、「真」には「行き倒れになった人」という意味がある。
「幸」
幸が変形し、手枷を填められた人の姿になる
だが、
その図が、なぜ「幸」になったか。
古代中国では、火炙り刑、生き埋め刑、など残忍な処刑が当たり前で、
「手枷を填められる」程度なら、遥かにマシなことだった
「方」
方が変形し、木に吊るされる人の姿に。
古代中国では厄よけや、敵への威嚇として村や城塞都市の近くに
人間の死体を吊るしておいたことから。
超こわっ!!