第19節大分戦 | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

第19節大分戦

1月15日(土)AWAY大分で行われたFリーグ第19節バサジィ大分戦は3−1で勝利することが出来ました。

 

2023年最初の試合を勝つことが出来、良いスタートを切れたと感じています。

 

試合は先制され、追いかける展開となりました。

 

試合の入りが全く良くなかったです。

 

底辺でのロストからピンチを招き、押し込まれる展開になったことは大きな反省点です。

 

この試合でやるべきことを明確に伝えましたが、最初から表現出来なかったのは私の伝え方に問題があったのか、選手達の理解力なのか、理解はしていたが、プレーで表現出来なかったのか。

 

いずれにしてもピッチ上でプレーで表現出来なければ何の意味もありません。

 

このままでは前節の湘南戦と同じような展開になってしまうと思いました。

 

監督として出来ることは、ベンチに戻ってきた選手達に細かく指示すること。タイムアウトを取ることやセットのメンバーを変えることを考えましたが、前半は選手達を信じることにしました。

 

湘南戦で負けた後、オフを挟んでこの試合に向けて取り組んできたこと。これまで私から伝えたこと。選手間でとったコミュニケーションの質と量。スカウティングやミーティングを通してチーム全体で共有したこと。そしてこれまで積み重ねてきたものを信じようと自分に言い聞かせました。

 

選手の時以上に、監督となり細かい部分が気になるようになりました。

 

選手の時は考えもしなかったことを今は考える。

 

立場が変われは、考えや行動も変わるのは当たり前ですが、同じスポーツをしていてこうも見え方や考え方が変わるかと思うことが多々あります。

 

この試合に関しては、「忍耐」が必要でした。

 

細かいことは言えませんが、忍耐を自分に課すことは非常にストレスです。

 

しかし、そのストレスを受け入れて乗り越えていかないといけないことをこの約3年間で学びました。

 

だからこそ、「忍耐=ストレス」と思わないようにしました。

 

「忍耐=成功への準備」とでも言いましょうか。この先の良いことに必ずつながると思うようになりました。

 

私にとって「良いこと=チームが勝つこと。成長すること。変化すること」です。

 

これまで何度も忍耐の先に良いことがありました。

 

なかったこともありましたが…笑

 

この試合は忍耐を決め込むことにしました。

 

前半のうちにセットプレーから同点にすることが出来、1−1で折り返すことが出来ました。

 

ハーフタイムに選手達へ伝えたことは、もう1度自分達がこの試合でするべきことを具体的に伝えました。

 

定位置攻撃・守備、セットプレー、試合終盤の試合の進め方。

 

全員でもう1度整理し共有しました。

 

後半は、良いゲームだったと思います。

 

定位置攻撃、ボールの循環は圧倒的に良くなりました。準備してきたものを出せる時間も増え、自分達の積み重ねてきたものをしっかりと出せたと感じています。

 

トランジションから何回か決定機を作られましたがパワープレー以外は相手陣内で長くゲームを進められ、トランジションからの得点とセットプレーからの得点と2点を奪うことが出来、3−1での勝利。

 

課題や修正点はありましたが、大きな勝利となりました。

 

自分達の積み重ねてきたものをしっかりとピッチで表現出来れば、良い試合が出来て、勝つことが出来る。

 

改めて実感した試合でした。

 

(写真は以前のもの)

 

現地まで足を運んで下さったファン・サポーターの皆さん、ABEMAを通して観戦・応援して下さった皆さん、ありがとうございました。

 

次節は明日、1月21日(土) 18時キックオフ。

vsYSCC横浜

バルドラール浦安アリーナ

 

リーグ戦も残り3節。

 

自分達の目標へとたどり着く為には全て大事な試合です。

 

明日は女子チームのラスボニータスもリーグ優勝のかかった大一番があります。

 

男女共同開催となる、明日の試合。

 

ぜひ、会場へ足を運んで頂き、応援して頂けたらなと思います。