第13節町田戦 | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

第13節町田戦

11月19日(土)ホームバルドラール浦安アリーナで行われたホームゲームは町田に1−3で負けました。

 

非常に痛い敗戦となりました。

 

 

自分達の目指している所へ1歩後退する結果に私自身ショックはありますが、受け入れ、受け止めて前に進んで行くしかないと思っています。

 

この試合も先制することが出来、良い流れで前半を進めていました。

 

町田が、ガリンシャがいる時間はハーフまでディフェンスラインを下げ、ガリンシャへのパスラインを切りに来ていること。

 

4−0セット、ガリンシャのいない3−1セットの時間は前からのプレッシングの使い分けをしていることも想定内でした。

 

町田の選手達のプレススピードは速いのと良く足を出してボールを奪いに来るので、そのタイミングで背後を狙おうと準備をして来ました。

 

また、ガリンシャへのパスラインを切られるのと彼に対してのハードマークが来ることはどこのチームもやって来ることなのでその対応も準備して来ました。

 

警戒されていてもガリンシャを使って先制点を取ることが出来たことも含め、この試合に向けて準備して来たものをある程度出せたと感じています。

 

わかっていても止められないレベルに少しずつ近づいて来たかなと感じれる部分もありました。

 

しかしながら、試合全体を通して40分間それらが常に出来たかと言うと出来ていなかったと思います。

 

町田の速いプレスに苦しめられ、なかなか前進出来なかったり、自陣でロストしたり、背後を取れなかったり。

 

準備して来たものを出せない時間の方が長かったかなと。

 

そして、町田戦で最も気をつけようと伝えて来たトランジションからの2失点。

 

これが非常に痛かったです。

 

警戒していたものからの失点。

 

押し込んでいた時間帯やシュート数はうちの方が多かった。

 

となると、気を付けないといけないのはカウンターからの失点。

 

攻守が入れ替わるトランジションのスピードが相手よりも速ければ対応出来ましたが、残念ながら町田の方がそこは速かったと感じています。

 

町田の3点とも素晴らしいゴールでした。コースがとても良かった。

 

イゴールでも身体に当てることが出来なかったのはそれだけ素晴らしいコースにボールが跳んだと認識しています。

 

イゴールが止めるのではなく、イゴールの前で止めること。

 

シュートを打たせないこと。自陣にボールを運ばせないこと。相手陣内に相手を釘付けにすること。それが自分達の理想のプレーモデルです。

 

1試合通して1本のシュートを打たれないこと。1回も前進されないことはほぼありません。

 

必ずシュートを打たれることも前進されることもあります。

 

その中でいかに失点を減らすかとなると、簡単にフリーでシュートを打たせないことです。

 

ブラインドになったり、DFの誰かに当たってコースが変わってしまっての失点は仕方ない部分もあります。

 

しかし、町田戦の3失点はすべてフリーで打たれた失点。

 

DFが戻れなかったこと。マークがついていけなかったこと。シュートコースに人が入れなかったこと。

 

それらが大きな課題であり、敗因の1つだと感じています。

 

警戒していたものを相手にやらせない。警戒したまま1試合終わらせる。

 

それをもっと出来るようにしていかないといけません。

 

また、もう1つの敗因は得点です。

 

1点ではなかなか勝つことが出来ません。

 

前節の立川戦も得点は1点のみ。結果は1−1の引き分け。

 

この試合もたくさんチャンスはありました。

 

相手GKの好セーブもありましたが、うちのシュートがGK目線で言えば簡単なんだと思います。

 

シュートコース、高さ、威力、スピード、タイミングが全て止めやすいものなのだと。

 

シュートが強くなったり、シュートスピードが上がることはすぐに改善出来るものではありません。

 

しかし、コースや高さ、タイミングはすぐにでも改善出来ます。

 

また、定位置でもセットプレーでもシュートチャンス時にコースや高さ、タイミングは変えられます。

 

素直にシュートを打たないことも必要だと思います。ダイレクトで打ったり、1トラップしたり、切り返したり、トゥキックで打ったりと工夫をする。

 

さらにブラインドを作ったり、セカンドポスト、リバウンドポジションに必ず人を配置し、1度で入らないのであれば、ゴール近くで溢れ球を狙う。

 

また、相手DFを突破し、GKと2対GKの場面を作る。確実にゴールを決めらる場面を何度も作る。

 

それがまだまだ足りないと感じています。

 

シュート力とスピードを上げるトレーニング(フィジカルを含め)と共に今できることをやる。

 

ゴールを決めることは最も難しい技術ですが、取り組み続けるしかないと思っています。

 

負けると自分達の足りない部分に目がいきがちですが、この試合で良かった部分もあります。

 

これまで積み重ねて来たものが出せた時間もあります。

 

良い部分は伸ばし、良くなかった部分は改善する。

 

その為にはこの試合の敗戦を受け入れること。足りない部分を自覚することが第一歩だと感じています。

 

次の試合に勝つためにしっかりと受け入れ、全員で取り組んでいきます。

 

次の試合は明日、

11月27日(日)15:30分キックオフ

vsボアルール長野

千曲アリーナ

 

AWAYゲームになりますが、勝って帰って来れるよう全力で闘います。

 

明日も現地、ABEMAでの観戦・応援をどうぞ宜しくお願い致します。