第8節大分戦 | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

第8節大分戦

8月28日(日)にホームバルドラール浦安アリーナで行われたFリーグ第8節大分戦は5−3で勝利することが出来ました。

 

リーグ中断前最後の試合を勝つことが出来、良い形で中断期間を迎えることが出来ました。

 

この試合も3つの課題が出ました。(詳細は言えませんが、3つの課題については2つは早急に修正できるもの。もう1つはある程度の期間が必要だと感じています。)

 

これらの課題を勝ちながら修正出来ることはチームにとって非常に大きいです。

 

試合展開は、前半の立ち上がりに先制することが出来ましたが、その後あった決定機を決め切ることが出来ず、前半のうちに同点、逆転を許してしまいました。

 

1−0になった後、2−0、3−0にするチャンスを着実にゴールに結びつけることが出来なかったことが逆転に繋がってしまったと感じています。

 

また、失点の仕方も良くなかったです。

 

DFの人数はいたのに防ぎきれなかったことは大きな課題となりました。

 

チームとしても個人としても。

 

撤退の位置、スピード、マーカーとの距離、位置、身体の向き、出す脚、スライディングのコースなどなど。

 

修正しなければならないことはたくさんあります。

 

前半を終えての私の見解は、大分が前節まで戦い方を変えて来たこと。

 

両セット共に3−1システムからのシンプルなPIVO当てでのプレス回避。

 

押し込んだら背中を使っての時間作りや前を向いてからの1対1。

 

うちのPIVO当てをインターセプトしてからのシンプルなトランジション攻撃。

 

前半を振り返った時に、以上がこの試合自分達の脅威になっていると思いました。

 

うちのガリンシャにはパカット選手をマンツーマンで当てて来ていることも分かったので、後半は4−0(クワトロ)をベースに戦っていくことを選手達に伝え、ボールの失い方。サイドでの1対1についてのDFについて確認しました。

 

後半は大分のマンツーマンDFに対してうちのクワトロが効果的に背後を取りに行く場面が増え、相手陣地でゲームを進められる時間が長かったと感じています。

 

それでも大分の屈強なPIVOにボールをキープされ押し込まれ、何度か押し込まれる場面もありました。

 

やはり屈強なPIVOはそれだけでボールがおさまれば脅威になる。

 

身体的な強さは当たり前ですが、改めて必要だなと感じました。

 

うちの選手達も簡単に負けてはいなかったですが、どうしてもポジション争いだったり、背負われた状態での1対1では分が悪いと感じました。

 

身体は急には大きくならないのである程度の時間が必要ですし、体幹の強さ、安定度も今後より求めて行きたいと思います。

 

そんな中でもうちもトランジションと定位置攻撃から得点を奪い、3ー2と逆転に成功しました。

 

逆転した後も更に追加点をとれるチャンスがありましたが、前半と同じく決めるべきところを決めきることが出来ず、自分達を徐々に苦しくしていきました。

 

そして、また後半終盤にトランジションからの失点で同点にされ3−3。

 

試合は振り出しに戻りました。

 

この大分戦は自分達にとって非常に大きな意味のある試合と捉えていました。

 

大分に勝って、上位のまま中断期間を迎えるのと、引き分け、負けて中位で中断期間を迎えるのとでは全く意味合いが変わってくると試合前も選手達に伝えましたし、先週はずっとこの事を言い続けて来ました。

 

「大分に勝って中断期間を迎えよう」と。

 

その為に、是が非でも勝ち点3を奪いにいく。

 

ハーフタイム時に「同点で終盤に進んだ場合は、この試合は躊躇なくパワープレーをする」と伝え、選手達も理解してくれました。

 

試合終盤を同点で迎え、パワープレーをしてすぐに相手が一人退場し、FPが3人となりました。

 

4対3の特殊局面でゴールを奪えるとも思いましたが、チャンスはありましたがゴールを奪うことが出来ず、よりリスクをかける為にうちのGKをFPに変えて5対3のパワープレーでゴールを奪いに行きました。

 

しかし、点を取ることが出来ず、2分が経過し、大分の選手が一人戻って来て5対5の同じ人数になりました。

 

その後もパワープレーを継続しましたが、ラストパスの精度が低く、得点には至りませんでした。

 

引き分けになりかけた時、大分のFKからの再開したボールを奪い、トランジションから大島のゴールが生まれました。

 

DF1人とGK対大島という状況でしたが、良くぞ決めてくれたという素晴らしいゴールでした。

 

その後、加藤の追加点もあり、残り1分を切ってから2点を取ることが出来、勝利することが出来ました。

 

最後の最後までチームとして引き分けではなく、勝利を目指したからこそ、勝つことが出来たのかなと思っています。

 

「勝つべくして勝つ」。この試合での私達に与えられたミッションをクリアすることが出来ました。

 

勝たなければいけない試合なんてものは全試合そうなのですが、強いチームは絶対に勝たなければいけない試合を勝ちきる強さがあると思っています。

 

これまでの浦安であれば大分戦も引き分けで終わっていたと思います。

 

チャンスが入らなかった。あれを決めていたら。シュートを打っていればというように「たら、れば」をつけていたと思います。

 

しかし、もうそれはやめようと。

 

「たら、れば」など関係なく、「勝つべくして勝つ」と強く思い、ピッチ上でプレーで表現する。そして、勝ちを引き寄せる。

 

そういう集団に今シーズンはなろうと伝え、スタートしたシーズン。

 

少しずつ個人、グループ、チームとしてその姿勢やマインドが見受けられるようになって来たと感じています。

 

選手達が逞しくなって来ました。

 

自分達の最大の目標に向けて着実に前進出来ています。

 

これを今後更に積み重ねて行きます。

 

中断前、最後のホームゲームを勝つことが出来、ホームバルアリでファン・サポーターの皆さんと一緒に勝利の喜びを分かち合えたことはとても嬉しかったです。

 

この試合も現地、ABEMAでの観戦、応援ありがとうございました。

 

リーグは約1ヶ月半中断期間を迎えます。

 

この期間にフットサル日本代表の活動があります。

 

ブラジルとの国内親善マッチ2試合。

 

AFC選手権。

 

日本代表に浦安からも3名もの選手が選ばれました。

 

イゴール、健太郎、拓海を含め、フットサル日本代表をみんなで応援しましょう。

 

頑張れ!木暮JAPAN!!

 

9月10日にバルドラール浦安vsフットサル日本代表とのトレーニングマッチもあります。

 

親善試合、アジア選手権前の日本代表と試合が出来るのは非常に楽しみです。

 

私たちもこの中断期間を有効に使えるよう、しっかりと目標に向かって一つずつ更に積み重ねて行きます。

 

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