2021-22シーズン終了
一昨日まで行われた全日本フットサル選手権をもって2021−22シーズンが終了しました。
今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。
多くの皆さんのご協力、ご尽力のおかげで無事にシーズンの最後まで走り切ることが出来ました。
感謝の気持ちで一杯です。
今シーズンは、
・Fリーグ 7位
・全日本選手権 3位
という結果でした。
タイトルを獲得することが出来ず、非常に悔しい想いで一杯です。
結果が全ての世界で最高の結果を出すことが出来ず責任を痛感しています。
この結果を受け入れ、自分の責任を果たしていきたいと思います。
私の責任は、このチームを更に成長、変化させることだと感じています。
辞めることで責任を取るのではなく、現状を受け入れ、続けることで責任を全うしていきます。
今シーズンは、開幕してからなかなか勝つことが出来ず順位も当初は11位と自分達が望んでいるものではなかったです。
その理由は色々とありましたが、1番は練習場所が定まらなかったことが挙げられます。
コロナ禍で万延防止が出ている中、当初の予定した場所、スケジュール、練習回数、内容を大きく変更しなければならなかったこと。
練習場所が選手達の住んでいる場所から、遠くなってしまったこと。
本来であれば必要のない移動が増え、コンディションを整えるのも大変だったと思いますし、余分なストレスを与えてしまったなと感じています。
そんな中でも選手達は、自分と自分達に常に矢印を向けて取り組んでくれました。
選手達の人間性に何度も救われましたし、感謝しかありません。
その後は、浦安市、財団、アリーナスタッフの皆様のご尽力のおかげでなんとかホームアリーナを使用させて頂き、練習が出来るようになりました。
練習場所問題が解決出来たことは非常に大きかったです。
中断明けからは、勝ち点を徐々に積み重ねられるようになりました。
5連勝をした時もありました。
少しずつ自分達が積み重ねてきたものが結果として表れてきたのはチームの自信につながったと思います。
中断明けからは、勝てるようになったことよりも簡単に負けなくなりました。
引き分けで勝ち点を拾えるようになったことは大きかったと感じています。
その要因は、相手陣内に前進出来る回数が増えたこと。
相手陣内でプレーする時間が増えたこと。
シュート数が増えたことが挙げられます。
中断期間に取り組んだ攻撃面での変化、成長が大きかったです。
得点も増え、リードする展開が増えました。
中断明けの課題としては、パワープレーのディフェンスとトランジションのディフェンス。
リードして試合を進めていく中で試合の終わらせ方が新たな課題として出ました。
パワープレーで追いつかれ勝ち点3を失った時もありました。
試合終盤に変な失い方をして失点することもありました。
試合の最後まで相手を圧倒して安定的に試合を進めることが課題でした。
この課題は、シーズン終盤の全日本選手権まで続きました。
ゲームの終わらせ方。
余計なピンチや失点を与えないでゲームを終わらせること。
その力が今後必要になっていくと感じています。
来シーズンは、また新たなメンバーと共に新たなチームとなります。
今シーズンは東出が新人賞を取り、10代の選手が多くFリーグのピッチに立ちました。
Fリーグ初ゴールを決めた宇野、柴山も含め、これから若い選手達の成長がチーム、クラブを活性化させてくれると信じています。
若い選手達だけでなく、中堅、ベテランも成長、変化することを果敢に挑戦して行って欲しいです。
変わらない部分ももちろん大切なのですが、現状維持は停滞し衰退していくことに繋がって行きます。
現状を常に打破していける選手、向上心の塊の選手がきっと浦安、日本フットサルを変えてくれると信じています。
そんな選手がどんどん出て来られる環境を浦安で作っていけたらなと考えています。
最後にこれまでチームを支えてくれたベテラン2人の引退。
潤とは、選手として7年。
コーチとして3年。監督として2年。
合計12年間、このクラブで一緒に過ごしました。
選手の時も何度もチームを救ってもらいましたし、監督となった今も何度もチームを救ってもらいました。
まさに、浦安の守護神。
そんな潤の引退は非常に寂しいですが、選手でいる以上、いつかはその時が来ます。
彼の人生を選択出来るのは彼だけです。
これからの潤の人生を潤らしく歩んで欲しいなと思います。
滝田も今シーズンをもって引退します。滝田は最後の最後に退場したので写真がないです笑
彼とは2年間、共に歩んで来ました。
浦安でプレーしてくれて本当に感謝の気持ちで一杯です。
滝田がこのチームにもたらしてくれたものは言葉では、表現出来ないくらい大きかったです。
彼の存在、態度、言葉、もちろんプレーも含め、多くの人に良い影響を与えてくれたと思っています。
特に若い選手達には、良い影響を与えてくれました。
滝田とは代表で一緒に過ごした時間はありましたが、同じポジションだったので一緒に出る時間はほとんどなかったです。
対戦相手の時は、すごく嫌な選手でしたが、味方になった時はこんなにも頼もしい選手はいなかったです。
私とは全く違うタイプのフィクソ。
あんなにパスのうまいフィクソは滝田くらいしかいないのではないかと思います。
二人の引退は本当に残念ですが、彼らの新しい人生のスタートを応援しています。
大変、長くなりましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
そして、本当に今シーズンもたくさんの応ありがとうございました。