第22節すみだ戦 | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

第22節すみだ戦

先週の金曜日1月14日にAWAY墨田区総合体育館で行われたFリーグ第22節すみだ戦は3−3の引き分けでした。

 

Fリーグ2021−22シーズンの最終戦、勝利して終わりたかったのは間違いありません。

 

ただ、終わって改めて感じたのは、ここまでの長いシーズンを良く戦い抜くことが出来たなという安堵感の方が強かったです。

 

私達、バルドラール浦安は全22試合を終えることが出来ましたが、未だに全試合を終えられていないチームもあります。

 

新型コロナの影響で試合が延期となり、リーグ全体としても全試合を終えることが出来ていない状況です。

 

この社会情勢の中なので致し方ない部分が多々あります。私達も昨年7月に新型コロナにより試合が延期となりました。

 

いつ、誰が、どこで、どのようにかかるかわからない新型コロナウィルス。新たにオミクロン株が蔓延して陽性者も増える一方のコロナ禍でリーグを最後までやり切ることは非常に大変だと感じています。

 

これまでも多くの方々のご尽力とご協力のおかげでリーグ戦を実施することが出来、私達は戦い抜くことが出来ました。

 

本当に多くの方々へ感謝の言葉しかありません。そして、全チームが最後までリーグを戦い抜けることを願っています。

 

試合は、HOMEでの悔しい引き分けと同じようにチャンスを作りながらも決め切れず、終盤までリードしていたのだが、最後に相手のパワープレーで同点にされ、3−3の引き分けで終了というHOMEと同じような試合となりました。

 

この1年間で積み重ねて来た良い部分がたくさん出ていただけに勝ちたかったと言うのが、本音ですが勝ち切る強さが足らなかった。

まだまだ、真の強いチームになるには足らない部分があると感じました。

 

すみだとは昨年末に対戦したばかりだったので何かが大きく変化していることは恐らくないと感じていました。お互いにメンバーの入れ替えが多少あるくらいかなと。

 

うちは、前回の対戦より、修正した部分はいくつかありましたが、そのうちの一つ

パワープレーのディフェンスは時間を割いてトレーニングして来ましたが、この試合でも守り切ることが出来ず、未だに大きな課題であり、修正が必要だと感じています。

 

ただ、何を修正したら良いのかはわかっているので、後はピッチで表現出来るようにさせるだけだと。

 

この試合に向けても修正し、ピッチで表現出来ると思っていましたが、表現できなかったと言うのは私の指導力不足だと感じています。私自身が修正した気でいただけだと。

猛省しています。もっともっと伝えるべきだったと。ピッチでやって来たことを全て表現出来るくらいしつこいくらい伝え続けることが出来なかったことが本当に悔しいです。

 

私はもうピッチに立つことが出来ないので、監督としてチームを勝利に導く為にピッチ外で100%を出さなければいけない。それがこの試合の私に出来ていたかと問われると試合までの準備の段階でもっとやるべきことがあったなと感じています。

選手達は毎試合そうですが、本当によくやってくれています。

 

私が求めていることに応えてくれていますし、出来なくても応えようとしてくれています。明らかに成長と変化がプレーだけでなく、プレー以外の部分でも見受けられるようになって来ました。これは本当に嬉しいことです。

 

そして、確実にチームとしても積み上げて来たものが力となって現れ始めていると思います。

 

あとは勝ち切る習慣を身に付けることだと感じています。

中断明けは特にリードして試合終盤を迎えることが多くありました。

そこでどのようなプレーをするのか。

リードしていているならピンチを招くことなく試合を終わらせる。また、追い付かれたとしても慌てることなくもう1点を取り行く。最悪引き分けでも良いからと言うどこか余裕を持って試合を進めることが必要になってくると思います。

その為には、そのような終盤での試合経験が必要となります。個人での経験ではなく、グループ、チームとしての経験。

その経験値がチームとしてまだまだ少ないと感じています。今後はその経験値を上げることが大きな課題だと感じています。

 

まだ、全試合が終わっていないので今シーズンのFリーグの順位は決まっていません。

 

自分達が何位で終わることが出来たのか。

 

何が出来て、何が足りなかったのかはこれから全日本選手権までの間に精査し、全日本選手権で最高の結果を手にすることが出来るよう引き続き、チーム全員で積み重ねて行きます。

 

最後にまだ全日本選手権がありますが、今シーズンも22試合、現地やABEMAで観戦、応援して頂き、本当にありがとうございました。

 

皆さんの応援が間違いなく我々の力となりました。

 

心より感謝申し上げます。

引き続き、全日本選手権での応援もどうぞ宜しくお願い致します。