第21節名古屋戦
2022年1月10日(月)Fリーグ2021−22シーズンのホーム最終戦、VS名古屋オーシャンズ戦がバルドラール浦安アリーナで行われました。
結果は3−6で敗戦。
名古屋の実質的な優勝を目の前で決められてしまいました。
非常に悔しい場面を目にし、自分達の力がまだまだ及ばないことを痛感しました。
この試合、名古屋に勝つことは我々にとって非常に大きな意味のあることでした。
バルドラール浦安はホームで過去15シーズン1度も名古屋に勝っていません。
その歴史を今回、変えたく挑みましたが、またしてもホームで勝つことが出来ず。
名古屋との試合で大切なことはもちろんDFですが、それ以上に大切なのはボールの失い方とマイボールの時間です。
DFの強度と連携は名古屋戦においては当たり前の要因であり、100%のDFをしたとしても名古屋のOFを0点に抑えることは難しいです。
それだけ名古屋の個の部分は突出していると感じています。
だからこそ、名古屋にOFの時間を長く与えることをさせない為に自分達がOFの時間を長くすること。
ボールを保持する時間を長くし、名古屋コートでゲームを進めることが出来たら、失点をする機会は間違いなく少なくなる。
選手達には、マイボールの時間を長くすることとボールの失い方、相手陣内でゲームを進めることの3つを特に意識するように伝えました。
しかしながら実際には、そんなに簡単にゲームを進めることは出来ず、セットプレーから2失点。
PKで1失点。
0−2から1−2、1−3まで第1ピリオドでリードを広げられました。
流れを完全に持って行かれたと感じましたが、ここから選手達の成長を感じられた場面を見ることが出来ました。
名古屋のDF組織を攻略し、この試合に向けて自分達が準備してきたものを出すことが出来、第1ピリオドで同点にすることが出来ました。
選手、チームの成長を感じられた場面。
試合中でしたが、とても彼らのことが誇らしかったです。
私がバルドラール浦安の監督に就任した時からずっと掲げていた目標の1つである名古屋を倒すこと。それが出来るのではと思えるくらい素晴らしい盛り返しでした。
名古屋を倒すのにうちは100%を出し切るしかない。
1つのミスも許されない。
そんな緊張感のあるゲームでしたが、3つのミスからの3失点したことである種、良い意味で緊張感が切れ、取り返すしかないという腹を括った気持ちに慣れたのがこの同点へと繋がったのかなと。
ただ、やはり名古屋はうちのミスを逃してはくれず3−3の状況から先に点を重ねたのは名古屋でした。
GKからのスローをカットされ、ショートカウンターで失点。
2NDピリオドの2失点も一つは奪われてのショートカウンター。
もう一つは何かのミスがあっというよりは、細かなマークの一瞬のズレを失点に繋げられました。
そんな簡単に失点に繋がるようなミスでもないものが、名古屋だと失点に繋がるミスになる。
私がこれまで選手として経験して来た時から変わらないものが、未だに名古屋にはある。
1プレーの質の高さ、強度、スピードはやはり名古屋だと改めて感じさせてくれました。
常に名古屋を意識して、日々のトレーニング、ここまでのFリーグと積み重ねて来ましたが、まだまだ差があると感じました。
悔しいですが、その差を埋めていく為にまだまだ積み重ねて行かないといけない。
やるべきことはたくさんあります。
積み重ねて来たものを表現できた部分、出来なかった部分。
根本的に足りない部分。
3−6という結果を受け入れて先に進んでいくしかないです。
今日、Fリーグ2021−22シーズンラストゲームがあります。
AWAYすみだと試合です。
今シーズンのリーグ最終戦。
自分達の積み重ねて来たものを全てピッチ上で表現出来るよう頑張ります。
現地、ABEMAでの応援、観戦をして頂き、選手達への後押しをどうぞ宜しくお願い致します。
#Fリーグ
#バルドラール浦安