第10節名古屋戦
10月24日(日)に行われたAWAY名古屋戦は2−4で敗戦。
選手達は最初から最後までファイティングスピリッツ全開で戦ってくれました。
名古屋に対して攻守ともに勇敢にプレーをしていました。
試合の勝敗を分けたのは個の部分、特にPIVO×FIXOの部分で名古屋のPIVOに上回られました。
セットプレーから先制できた試合でしたが、PIVOの反転2発で逆転され、後半立ち上がりに自陣で奪われての失点。
1−3までリードされましたが、またセットプレーからのシュウヤの得点で2−3に詰め寄り、同点に追いつけるかという後半15分過ぎの勝負の時間帯、名古屋にセットプレーから失点を許し2−4で敗戦。
名古屋のセットプレーの脅威はアウトサイドにあると感じていたので外からのミドルシュート、ロングシュート、ボレーシュートに関してはこの試合とても良い対応が出来ました。
ただ、この失点の場面はインサイドを突かれ、ゴール前で合わせられました。インサイドを突かれてしまった場合は仕方ないと選手達に伝えていたので、この失点の責任は私にあります。インサイドはある程度許容してはいましたが、あんなに綺麗にやられるとは予想外でした。名古屋のキッカーの精度高いパスは素晴らしかったです。
PIVOのキープ力、PIVOあてのパス、1本のパスの精度、シュートの精度の高さ、威力、シュートエリアの広さ、ディフェンス時の寄せの速さ、ボディコンタクトの強さ、どれをとってもやはり他のチームとは別格だったと思います。
そんな名古屋に対して、この試合のポイントはボールポゼッションの時間を長く保つことができるかどうかだと選手達に伝えました。
浦安の攻撃の時間が長ければ、名古屋の攻撃の時間は短くなる。
名古屋の攻撃の時間を削ること。マイボールを長くし、シンプルにシュートで終わること。キックイン、コーナーの回数を増やすこと。それがこの試合のポイントでした。
名古屋のDFは1列目の圧力は強いですが、そこを回避出来たら3対2のチャンスが増えると分析していたので、3対2のシチュエーションを何度作ることが出来るか。名古屋の1列目の守備者と2列目の守備者の間のライン間をどう使うことが出来るかが、重要でした。
使えた場面は良い攻撃が出来、ゴールに迫ることが出来ました。
出来ない場合は、奪われてショートカウンター、ボールロストをして名古屋の攻撃を受ける時間が増えました。
最後のゴールを奪う、奪われないの局面での迫力、スピード、精度、したたかさ、は明らかに名古屋の方が上でした。
そこの差はまだまだ大きいと感じています。
良い試合をしても勝つことが出来ないことは本当にもどかしいです。
勝利をしないと評価されない世界にいることは重々承知しています。
選手達は日々、真摯にフットサルと向き合い、トレーニングを重ねています。
それはどのチームも同じであり、あとは本番の舞台で(試合の時)どんなパフォーマンスをすることが出来るか。
そこに尽きるのかなと感じています。
練習ではすごく良いけど、試合になるとアレっていう選手もいますし、練習はイマイチだけど、試合になるとスイッチが入って全く別人のプレーをする選手もいます。
どちらも大切だと思いますが、日常の積み重ねが大きな舞台で力を発揮させることにつながることは間違いないと思っています。
だから、日々、どう取り組んで行くのか。何を目指して進んで行くのか。自分がどうなりたいのかが大切だと感じています。
選手はもちろんですが、私も同じ思いで一杯です。
成長と変化を常に追い求めることをこれからも続けて行く。それが自分と自分達の目指しているところへ到達できる方法だと思っています。
Fリーグは衆議院総選挙により、1週延期となりました。
次の試合はAWAY湘南戦です。
11月6日(土)小田原アリーナでの試合となります。
今シーズンの開幕戦で敗戦した相手。
次は絶対に勝ちたいです。