2019年大晦日 | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

2019年大晦日

2019年が本日で終了します。
 
明日から2020年。
 
いよいよ東京オリンピックイヤーであり、フットサルW杯イヤー。
 
日本スポーツ界にとって、日本フットサル界にとって大きな1年になると思います。
 
きっと色々なドラマがあるのでしょうね。
 
2019年の最後の日に1年を振り返ると2019年も私の中でたくさんのドラマがありました。
 
今年も多くの皆様方に大変お世話になりました。
 
ありがとうございました。
 
フットサルはもちろん、フットサル以外のことも様々なことをたくさん考え、行動に移した1年でもありました。
 
中でも今季のFリーグ開幕戦と第二戦で監督代行としてバルドラール浦安の指揮をとらせて頂いたことは、大きな経験となりました。
 
トップリーグで指揮をとる以上、自分のやるべくことは勝利という結果を追求するのみ。
 
全力で結果を追求しましたが、監督代行として指揮をした試合の結果は1勝1敗。
 
大満足の結果にはなりませんでした。
現役を引退して3年。
 
コーチになって3年。コーチの仕事は多岐に渡ることを実感し、ピッチ内外で色々なことを経験して来ました。
 
監督代行とは言え、監督をしてみて感じたことは、コーチでは決して経験出来ないことをたくさん経験できたこと。
 
当たり前ですが、見える景色が全く違いました。
 
自分の起用、采配一つで、ゲームが大きく変わってくる。
 
大変、責任と重圧のかかる役割だと感じました。

 

 

監督代行は1からチームを作ったのではなく、アルベルト・リケル監督の作り上げたチームを少しだけ動かさせて頂いたという認識でいました。

 

それでも責任と重圧は半端なかったです。

 

これが1からチームを構築していくとなると、まだまだ経験しなければいけないこと。学ばなければいけないこと。

プレーと人を見る目を養うこと。やるべきことがたくさんあると再認識しました。

 

いずれは監督になってみたいと思いますが、それがいつになるのかはわかりませんが、いつその時が来ても良い準備をしておこうと思っています。

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JFAこころのプロジェクト「ユメセン」では今年も日本中の小・中学校に行かせて頂き、夢の教室を実施のサポートをさせて頂きました。

 

多くの子どもたち、先生方、自治体の方々、支援企業の方々と出会い、たくさんの学びと気づき、刺激を頂きました。

 

子ども達の純粋な夢、ずっと応援しています。

 
そして、私自身も自分のこれからの夢、目標に向かって前進して行きたいと思います。

 

夢は職業ではなく、自分がどうなりたいか。

 

どんな人間になりたいのか。その為に「今」をどう生きるのかが本当に大事だと思っています。

 

これからも一期一会を大事にして、取り組んで行きたいと思います。

 

2019年、やはり一番忘れられないのは、ホームゲームで一度も勝てなかったこと。

 

2019ー20シーズン、ホームゲーム未勝利。

 

これは本当に忘れてはいけないことであり、忘れられないものになりました。

 

 

いつも勝つ為に準備をしています。

 

HOMEだろうが、AWAYだろうが、関係なく全ての試合に勝つ為に準備をしています。

 

選手も監督のスタッフの勝つ為に準備をして、試合に臨んでいます。

 

勝つときもあれば、負けるときもある。それは、勝負の世界だからどんなに強いチームでもあり得ることです。

 

しかしながら、ホームゲームで一度も勝てなかったということは、何かしらの要因がある。

 

 

自分達が一番勝ちたい場所。

 

一番勝つ姿を見せたい人達が集まる場所。

 

一番勝利の喜びを一緒に分かち合いたい場所。

 

そこで勝つことが出来なかったのは、なぜか。

 

気負い過ぎたのか。重圧を感じ過ぎたのか。緊張していたのか。

 

要因は色々とあるかもしれない。

 

しかしながら、HOMEで勝てなかったことが事実であり、言い訳もできない結果である。

 

Fリーグが開幕して13シーズンの中で初めてのこと。

 

本当にショックでした。

 

自分達の存在意義を一番示さなければならない場所で示せなかった。

 

サポーターの方々にブーイングをされても仕方のないことですし、これだけ勝てなければ観客が減っても仕方のないことだと認識しています。

 

一生懸命にやれば良い。勝とうが負けようが全力でプレーし、全力な姿勢を見せれば良い。

 

それで納得して下さるサポーター・ファンの方はいるかもしれないが、それらはピッチに立つ上で当たり前のこと。

 

その上で勝たなければならない。

 

心底勝つ為の執念を目に見える形で表現すること。

 

トップリーグの選手としてのプレーのレベルの高さを見せること。

 

トップリーグの選手としての振舞い。姿勢。対応をすること。

 

それが最低限出来なければ、お金を払って観客の方々に見て頂く価値はない。

 

そういう選手を育てられなかったとすれば、私達の指導力不足である。

 

観に来て良かったと、浦安まで足を運んで良かったと思ってもらう為に選手と私達コーチングスタッフが出来るのは、勝つこと。その為に貪欲になり、ピッチでプレーで自分の全てを表現すること。

 

そこに尽きると思う。

 

それが出来るのは選手だけであり、そのピッチに立たせる選手を育てるのが私の仕事だと。

 

本当に悔しいですが、そこが足りなかったのだと思います。

 

2019年12月29日、2019年最後のゲーム、AWAY大阪戦は2500人以上の観客の方々が会場に足を運んでくれました。

 

完全AWAYの雰囲気の中、2名の浦安サポーターが会場に足を運んで頂き、浦安コールを試合終了までしてくれました。

 

2−5で敗戦しましたが、最後まで声を出し続けてくれたサポーターの姿を見て、涙が出ました。

 

嬉しさ、誇らしさ、申し訳なさ、情けなさ、色々な感情が溢れて来ました。

 

先週ホーム最終戦であんなに情けない試合をしたのに、応援に駆けつけてくれたことは本当に嬉しかったです。

 

完全AWAYの中で声を出し続けてくれたことは、ピッチから見ていて本当に誇らしかったです。浦安にはこんなにもすごいサポーターがいるんだぞという思いで一杯でした。

 

しかし、そのサポーターの方々の期待や応援に結果で応えられていないことへの情けなさ、申し訳なさが本当に悔しかったです。

 

色々な感情で、色々なことを考えさせられた2019年ラストマッチでした。

 

この気持ちを忘れてはいけないと自分に言い聞かせて、年を越えようと思います。

 

2020年を良い年にする為にも、この今の感情と今年経験した全てのことを忘れてはいけないと。

 

2020年は、今年以上に責任と覚悟を持って様々なことに取り組んでいきたいと思います。

 

今年も多くの皆様に大変お世話になりました。

 

本当にありがとうございました。

 

良いお年をお迎え下さい。

 

2019年12月31日 小宮山友祐