江戸川フットサルアカデミー | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

江戸川フットサルアカデミー

2018年4月1日をもちまして、江戸川フットサルアカデミー水辺校のメインコーチを退任させて頂き、新たにアドバイザーとして関わらせて頂くことになりました。


 

4月で9年目を迎える江戸川フットサルアカデミーですが、たくさんの子ども達で出会うことができ、フットサルを通して、子ども達の成長してを間近で見ることが出来ました。

 

また、私自身も子ども達からたくさんの気づきと刺激を頂き、学びととても良い経験をたくさんさせて頂きました。

 

私自身が一番成長させて頂いたのかもしれません。

 

選手の頃は一番身近なサポーターであり、何人もアカデミー生が応援に来てくれました。

 

そんなアカデミー生達に自分が出来ることは何かを考えた時、現役の頃は良いプレーを魅せること。普段から自分が子ども達に伝えていること、指導していることを体現すること。プレーはもちろんですが、その他の部分(諦めない気持ち、戦う姿勢などなど)

 

それが一番大切だと思っていました。引退したら、プレーで魅せることは出来ません。

 

このアカデミーをやらせて頂いてから7年間現役を続けました。


 

この7年で何を伝えることが出来たのか?アカデミー生のそれぞれが私のプレーから何かを感じてもらえたら、とても嬉しいです。

 

また、現役を引退し、指導者になってからは、プレーで魅せることが出来なくなったので、いかに伝えたいことを言葉にするか。プレーを言語化していくか。子ども達に理解してもらうには、どういう言葉が良いのかを重要視して来ました。

 

フットサルの指導者ライセンスも現役の間にB級まで取得し、昨年フットサルA級講習会を受講し、取得しました。

 

選手として伝えられること。選手でしか伝えられないこと。

 

指導者として伝えられること。指導者でしか伝えらないこと。

 

その両方があると思います。

 

指導者として、子ども達をどう導いていくのか、どうかかわっていくのか。これは、日々勉強です。フットサルを学ぶことはもちろん、子ども達の様子を見ること、学ぶこと、保護者の皆様とお話をすること。

 

子どもを指導させて頂くことは、学校ではありませんが、責任があると思います。

 

その責任をこの8年間、果たすことが出来たのか。

 

日々、自問自答の繰り返しでした。

 

この8年間で通常アカデミー活動以外にも様々な活動を行いました。

 

ビデオミーティングを行ったり、セミナー、長野県への合宿、練習試合、交流戦、Fリーグ会場でのエキシビジョン、観戦学習、などなど。


 

フットサルに関することの中で、違った角度から様々な活動を行いました。

 

なぜ、そのような活動を行ったかと言うと、子ども達に「フットサルをもっともっと好きになって欲しい」ただ、それだけでした。

 

フットサル、サッカーを好きでずっと続けてくれたら嬉しいなと思います。

 

また、最近はフットサルやサッカーだけでなく、子ども達が「自分の好きなこと、やりたいこと、夢中になれること」なら何でも良いからずっと続けて欲しいなと思うようになりました。

 

やっぱり、好きなことや夢中なことをしている時の子どもの顔はとても良い顔をしていますからね。

 

理想を言えば、フットサル選手やサッカー選手を目指してもらい、なってくれたら嬉しいですが。

 
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この8年でたくさんの卒業生を出すことが出来ました。

 

卒業後もフットサル、サッカーをしている子もいれば、違った道に進んでいる子もいます。

 

卒業した後も近況を報告しに来てくれるのがとても嬉しいですね。

 

その中でも、先月の全日本フットサル選手権準々決勝で自分がこのアカデミーで指導した子と対戦しました。

 

私はコーチ、その子は選手。もう子どもではなく、一人の立派な選手でした。

 

同じピッチで対戦する日が来るとは、思いもしませんでした。

 

私がもう一年現役を続けていたら、ピッチの上で対戦することが出来たのだなと思うと、とても感慨深い光景でした。

 

まだまだ、所属するクラブのトップチームに昇格していませんし、きっと彼の選手生活は現状に満足することなく、今後も続いていくと思います。

U19のフットサル日本代表候補にも先日選出されていましたが、U19を飛び越え、フル代表を目指して欲しいですね。

 

他のクラブの選手ですが、これからも注目していますし、応援しています。


 

また、先日素敵な再会がありました。

 

2011年の東日本大震災後の夏、福島でサッカーをしていた双子が東京に来ていました。

 

当時の福島ではおもいっきりサッカーをする場が少なく、私と一緒にプレーしたいと訪ねてくれました。

 

当時の江戸川フットサルアカデミーの仲間と短い時間でしたが、一緒にフットサルをしました。

 

 




それから、6年経った2017年の12月。

AWAY仙台戦を観に来てくれて、声をかけてくれました。

二人とも高校生となり、とても大きくなっていたのに驚きました。

当時の写真と共にメッセージをくれて、二人の近況を報告してくれました。

とても嬉しかったですし、懐かしかったっです。

再会出来たこと。

その試合ではバルドラール浦安のサポーター席で浦安を応援してくれたこと。

あの夏に、あの場所で一緒にフットサルをしいていなければ、起こり得ないことでした。

江戸川フットサルアカデミー水辺校で、歩んできた8年は色々なところで多くの方々とつながっているんだなと思いました。

私は、このつながりを今後も大切にしていきたいと思います。

フットサルを通して、今後もたくさんの出会いとつながりが出来ると思います。

私と出会った方々が何か1つでも良い影響や良い刺激を持って頂ける。そんな存在になれるように頑張っていきます。

最後になりましたが、江戸川区フットサル協会の田所会長をはじめ、協会の皆様。

江戸川フットサルアカデミーの西野マスターコーチをはじめ、他のスタッフの皆様。

水辺のスポーツガーデン様。

江戸川フットサルアカデミー水辺校アカデミー生の皆さん、保護者の皆様。

OB、OGの皆さん、保護者の皆様。

大変お世話になりました。

本当にありがとうございました。

そして、これからもどうぞ宜しくお願い致します。