代表
2016年1月にウズベキスタンで開催されるAFCフットサル選手権兼ワールドカップ予選の組合わせが決まった。
日本はカタール、マレーシア、オーストラリアと同組。
決して楽なグループではないと言うのは、ミゲル監督のコメントを見ても分かるように、日本のグループは厳しいグループになったと思う。
カタールは、毎回ブラジル人が帰化したとか、しないとかという噂のあるチーム。
カタールに限らず中東のチームは何をしてくるか、分からない怖さがある。
不気味さという方が意味合いは正しいのかもしれない。
そして、初戦で当たることは、より難しくなる可能性がある。
第2戦のマレーシアは、先日、日本代表がフレンドリーマッチで対戦し、苦戦した相手。
監督がスペイン人に変わり、フットサルも昔と比べたらだいぶ違うと思うし、近年力をつけている伸び盛りのチームという印象。
ただ、近々に戦えたことは、日本代表にとっては大きいのではないかと思う。
相手の選手の特徴や戦い方を知ることが出来たこと。
マレーシアの情報を知ることが出来たこと。
もちろん、それはマレーシアにも言えることだが、お互いの情報を照らし合わせた時に、勝敗は、地力の差で決まる。
第3戦のオーストラリアは、アジアのチームという印象は持たない方が良いチーム。
身体は大きく、ハードなディフェンス。
シンプルでパワフルなフットサルをしてくる。
シュートエリアも広く、パワーシューターが多い印象。
過去のAFCフットサル選手権では、準決勝に進んだこともある強豪チーム。
グループステージを突破し、ベスト8に進出も、1位で突破したら、ベトナム。
2位で突破したら、タイ。
ワールドカップには5チームがいける。
準決勝に進めれば、ワールドカップの出場権を得ることが出来る。
ということは、ベスト8、準々決勝が大きな山となる。
アジア選手権2連覇中のディフェンディングチャンピオンとして臨む今回の大会。
もちろん、日本は優勝を目指して戦うはずだし、フットサルファンのみならず、フットサルにかかわる全ての人達もそれを期待している。
もちろん、俺も優勝を期待しているし、それが出来るチームだと思う。
今、フットサル日本代表はクロアチアとチェコのヨーロッパ遠征に行っている。
クロアチアと2戦は
初戦が3ー4で負け、
第2戦は0ー4で負けた。
このあと、チェコとも2試合を行う。
AFCフットサル選手権を来月に控えた中でのこの連敗は非常に心配な部分でもある。
ただ、シーズン中のハードな日程の中での遠征。
長距離の移動。
完全AWAYの雰囲気。
コンディションに問題を抱えている選手もいるのかも知れない。
代表の試合には色々なものが付随する。
だから、難しさが多々ある。
クラブと同じようにプレー出来るかどうかも分からないくらいに難しい。
クラブと代表では求められる役割が違うことも多々ある。
しかしながら、それでも結果を出さなければいけないのが代表。
代表は結果が全て。
何をどうしても、結果だけが見られるし、結果だけが評価される。
結果が出ないと、弱いと思われる。
どれだけ良い内容の試合をしたとしても、良いプレーをしたとしても、見られるのは結果だけ。
自分もその中にいたことがあるからこそ、負けたときの悔しさやもどかしさ、無力さなどは言葉に出来ないほどのものだし、勝つことで自分達の力を証明するしかないと何度も思った。
今の代表選手達も、きっと同じ気持ちだと思う。
誰もがハングリーな気持ちを持って、フットサルと向き合い、情熱を注ぎ、勝利という結果だけを追い求め、準備していると思う。
良い選手が揃った現在の代表チームならもっともっと強くなれると思う。
彼らに、期待したい。
彼らなら、3連覇も実現できる可能性が十分にあるから。
ただ、1つだけ気になるのは、雰囲気。
俺は、もう代表から離れているし、今の代表チームの雰囲気は良く分からない。
現代表選手のSNSやblogから、代表合宿のこと、遠征のことなどを目にすると、多くの選手が良い雰囲気で合宿を終えることが出来た。
良い雰囲気で試合を終えることが出来たと発信している。
良い雰囲気で終われることは良いことだと思う。
良い雰囲気で集団がいることは、全員が選手としての人間性が高く、そういう雰囲気を作り上げているからこそなのだと思う。
合宿や試合に参加した選手全員が良い雰囲気だと思い、良いものが出来たと思えるのなら、これ以上の成長はないのではと思ってしまう。
厳しいことを求め合っていないのか。
はたまた、本当は良い雰囲気ではないのに、良い雰囲気と感じるようにしているのか。
そこが、俺にはどうも理解がし難い。
俺が代表にいた頃、ミゲル監督になっての初めての合宿。
日の丸の旗の前で、ミゲル監督が言った言葉は今でも良く覚えている。
あの話は、決して良い雰囲気を作る集団でいろということではなかったはず。
あの頃と今の代表は違うと言われればそれまでだが、雰囲気が良くて勝てるならそれに越したことはない。
しかし、代表はそういう場になりにくい性質を持った場だと思う。
雰囲気が良いのは、雰囲気が大事なのは、本大会に入ってからで良いと思うから。
アジア選手権のメンバーが決まり、メンバーが発表され、大会に臨む集団になってからで良いと。
それまでは、チームメイトであり、仲間であるけど、競争相手。
そんことは、現代表の選手達も俺に言われなくてもわかっているはず。
全員が高い競争意識を持っていると思う。
だからこそ、今回の遠征や日本代表候補の段階での合宿はお互いがストレスの溜まるものでも良いと思うし、厳しさが満ちている場で良いと思う。
現にそうだった。
2012年のドバイでのアジア選手権前の名古屋合宿。
現インテルのフィジカルコーチチチョコーチのメニュー。
フィクソとフィクソ・アラvsアラとピヴォ・アラの紅白戦。
とてつもない激しさと削りあい。
結局、俺達は負け。
アラとピヴォ・アラチームの勝利。
その時は相手チーム、仲間だけど、口も聞きたくないくらい悔しかったし、ムカついていた。
紅白戦なのに。
2010年のアジア選手権ウズベキスタン前の藤沢での合宿もそう。
厳しかったし、激しかった。
そして、2008年ブラジルワールドカップでのブラジルに大敗した後。
あの時は良い雰囲気の欠片もなかった。
監督も違うし、メンバーも違うし、一概に比較出来るものではないが、そんな代表をずっと見てきたし、その中にいたからこそ、それが普通だと思っていた。
それじゃ、勝てない。
何をどうしたら勝てる。
日本のフットサルが世界のトップになるには、日々、何をどう取り組んでいくのか。
日本代表選手、日本代表の経験のある選手なら誰もが想い続けてることだと思う。
それを形にして、結果に反映することが出来るのは、現代表の選手にしか出来ない。
現代表の選手は、素晴らしい選手が揃っている。
同じリーグで戦っているからこそ、彼らの凄さはわかる。
同じ日の丸のついたユニフォームを着て、戦った仲間もいる。
今、代表から離れてみて、代表でいられる時間は貴重であり、かけがえのない時間だということ。
だからこそ、頑張って欲しいと思う。
彼らの力はこんなものじゃないと思うから。
俺は、フットサル日本代表に期待しているし、心から応援している。
頑張れ日本。
日本はカタール、マレーシア、オーストラリアと同組。
決して楽なグループではないと言うのは、ミゲル監督のコメントを見ても分かるように、日本のグループは厳しいグループになったと思う。
カタールは、毎回ブラジル人が帰化したとか、しないとかという噂のあるチーム。
カタールに限らず中東のチームは何をしてくるか、分からない怖さがある。
不気味さという方が意味合いは正しいのかもしれない。
そして、初戦で当たることは、より難しくなる可能性がある。
第2戦のマレーシアは、先日、日本代表がフレンドリーマッチで対戦し、苦戦した相手。
監督がスペイン人に変わり、フットサルも昔と比べたらだいぶ違うと思うし、近年力をつけている伸び盛りのチームという印象。
ただ、近々に戦えたことは、日本代表にとっては大きいのではないかと思う。
相手の選手の特徴や戦い方を知ることが出来たこと。
マレーシアの情報を知ることが出来たこと。
もちろん、それはマレーシアにも言えることだが、お互いの情報を照らし合わせた時に、勝敗は、地力の差で決まる。
第3戦のオーストラリアは、アジアのチームという印象は持たない方が良いチーム。
身体は大きく、ハードなディフェンス。
シンプルでパワフルなフットサルをしてくる。
シュートエリアも広く、パワーシューターが多い印象。
過去のAFCフットサル選手権では、準決勝に進んだこともある強豪チーム。
グループステージを突破し、ベスト8に進出も、1位で突破したら、ベトナム。
2位で突破したら、タイ。
ワールドカップには5チームがいける。
準決勝に進めれば、ワールドカップの出場権を得ることが出来る。
ということは、ベスト8、準々決勝が大きな山となる。
アジア選手権2連覇中のディフェンディングチャンピオンとして臨む今回の大会。
もちろん、日本は優勝を目指して戦うはずだし、フットサルファンのみならず、フットサルにかかわる全ての人達もそれを期待している。
もちろん、俺も優勝を期待しているし、それが出来るチームだと思う。
今、フットサル日本代表はクロアチアとチェコのヨーロッパ遠征に行っている。
クロアチアと2戦は
初戦が3ー4で負け、
第2戦は0ー4で負けた。
このあと、チェコとも2試合を行う。
AFCフットサル選手権を来月に控えた中でのこの連敗は非常に心配な部分でもある。
ただ、シーズン中のハードな日程の中での遠征。
長距離の移動。
完全AWAYの雰囲気。
コンディションに問題を抱えている選手もいるのかも知れない。
代表の試合には色々なものが付随する。
だから、難しさが多々ある。
クラブと同じようにプレー出来るかどうかも分からないくらいに難しい。
クラブと代表では求められる役割が違うことも多々ある。
しかしながら、それでも結果を出さなければいけないのが代表。
代表は結果が全て。
何をどうしても、結果だけが見られるし、結果だけが評価される。
結果が出ないと、弱いと思われる。
どれだけ良い内容の試合をしたとしても、良いプレーをしたとしても、見られるのは結果だけ。
自分もその中にいたことがあるからこそ、負けたときの悔しさやもどかしさ、無力さなどは言葉に出来ないほどのものだし、勝つことで自分達の力を証明するしかないと何度も思った。
今の代表選手達も、きっと同じ気持ちだと思う。
誰もがハングリーな気持ちを持って、フットサルと向き合い、情熱を注ぎ、勝利という結果だけを追い求め、準備していると思う。
良い選手が揃った現在の代表チームならもっともっと強くなれると思う。
彼らに、期待したい。
彼らなら、3連覇も実現できる可能性が十分にあるから。
ただ、1つだけ気になるのは、雰囲気。
俺は、もう代表から離れているし、今の代表チームの雰囲気は良く分からない。
現代表選手のSNSやblogから、代表合宿のこと、遠征のことなどを目にすると、多くの選手が良い雰囲気で合宿を終えることが出来た。
良い雰囲気で試合を終えることが出来たと発信している。
良い雰囲気で終われることは良いことだと思う。
良い雰囲気で集団がいることは、全員が選手としての人間性が高く、そういう雰囲気を作り上げているからこそなのだと思う。
合宿や試合に参加した選手全員が良い雰囲気だと思い、良いものが出来たと思えるのなら、これ以上の成長はないのではと思ってしまう。
厳しいことを求め合っていないのか。
はたまた、本当は良い雰囲気ではないのに、良い雰囲気と感じるようにしているのか。
そこが、俺にはどうも理解がし難い。
俺が代表にいた頃、ミゲル監督になっての初めての合宿。
日の丸の旗の前で、ミゲル監督が言った言葉は今でも良く覚えている。
あの話は、決して良い雰囲気を作る集団でいろということではなかったはず。
あの頃と今の代表は違うと言われればそれまでだが、雰囲気が良くて勝てるならそれに越したことはない。
しかし、代表はそういう場になりにくい性質を持った場だと思う。
雰囲気が良いのは、雰囲気が大事なのは、本大会に入ってからで良いと思うから。
アジア選手権のメンバーが決まり、メンバーが発表され、大会に臨む集団になってからで良いと。
それまでは、チームメイトであり、仲間であるけど、競争相手。
そんことは、現代表の選手達も俺に言われなくてもわかっているはず。
全員が高い競争意識を持っていると思う。
だからこそ、今回の遠征や日本代表候補の段階での合宿はお互いがストレスの溜まるものでも良いと思うし、厳しさが満ちている場で良いと思う。
現にそうだった。
2012年のドバイでのアジア選手権前の名古屋合宿。
現インテルのフィジカルコーチチチョコーチのメニュー。
フィクソとフィクソ・アラvsアラとピヴォ・アラの紅白戦。
とてつもない激しさと削りあい。
結局、俺達は負け。
アラとピヴォ・アラチームの勝利。
その時は相手チーム、仲間だけど、口も聞きたくないくらい悔しかったし、ムカついていた。
紅白戦なのに。
2010年のアジア選手権ウズベキスタン前の藤沢での合宿もそう。
厳しかったし、激しかった。
そして、2008年ブラジルワールドカップでのブラジルに大敗した後。
あの時は良い雰囲気の欠片もなかった。
監督も違うし、メンバーも違うし、一概に比較出来るものではないが、そんな代表をずっと見てきたし、その中にいたからこそ、それが普通だと思っていた。
それじゃ、勝てない。
何をどうしたら勝てる。
日本のフットサルが世界のトップになるには、日々、何をどう取り組んでいくのか。
日本代表選手、日本代表の経験のある選手なら誰もが想い続けてることだと思う。
それを形にして、結果に反映することが出来るのは、現代表の選手にしか出来ない。
現代表の選手は、素晴らしい選手が揃っている。
同じリーグで戦っているからこそ、彼らの凄さはわかる。
同じ日の丸のついたユニフォームを着て、戦った仲間もいる。
今、代表から離れてみて、代表でいられる時間は貴重であり、かけがえのない時間だということ。
だからこそ、頑張って欲しいと思う。
彼らの力はこんなものじゃないと思うから。
俺は、フットサル日本代表に期待しているし、心から応援している。
頑張れ日本。