Fリーグ第16節 府中戦 | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

Fリーグ第16節 府中戦

日曜日にHOME浦安で行われた府中戦は2ー1での勝利。



7位と8位の直接対決。


勝てば勝ち点で並び、得失点で順位は入れ替わる。


負ければ、勝ち点差は6に広がり、プレーオフ圏内からまた遠ざかる。


俺達も負けたくないように、府中も同じ気持ちだったと思う。



お互いに負けられない試合。


だから、ギリギリの試合だったと思う。


結果も、点差も、勝負どころも、球際も、全てにおいて、ギリギリの試合だった。


それは、自然と試合が激しくなり、
ヒートアップすることに繋がっていった。


何よりお互いの意地と誇りがぶつかった試合だった。



府中にはオーシャンカップ王者のプライドがあり、


うちは、HOMEでは絶対に負けられない意地があった。


内容は、オーシャンカップの時と同様にPivoを主戦術としてくる府中とPivo当てとクアトロを使い分ける浦安の展開となった。


Pivo当ては、良いPivoが入れば、ボールは収まり、プレス回避はしやすく、自陣のラインを容易に上げることが出来る。


府中にはPivoが以前は4人いたが、トモアキが移籍したので3人。


それでも多い方だが、それぞれのPivoの特徴は全く違う。


ゴウシ、俊、上福元君の3人にパスを出せる晃とテツ。


キーマンが揃っている1stセットは、かなり厄介だった。


押し込まれる時間も多かったし、失点をした時もPivo当てを繰り返されての失点。


フリーランニング回数や長い距離を走る選手は少ないが、サイドでの1対1、Pivoの位置での1対1、Pivo当ては、質も高く、パワーもあり、厄介だった。


逆に言えば、個で負けなければ、そんなに怖さはなかったが、個で全部勝つことは難しい。


特にディフェンスは1度やられたら失点する可能性がある。


失点はしなかったが、ピンチはあった。


潤を中心に全員が最後まで身体を張ってディフェンスをしたことが、勝因だったと思う。


攻撃は、府中のディフェンスラインの1列目と2列目の間をどうとるか。


クアトロではライン間をとるのは、割りとスムーズに出来ていた。


ライン間を使えば良い攻撃ができ、相手を押し込めることが出来た。


ただ、使えないと府中のプレスにはまり、ショートカウンターを受けた。


府中の身体のサイズ、個々のディフェンス力。特徴。


ゲーム中にそれを見分けて、ライン間の突破を繰り返す。


徹底する。そこまでは、まだ出来ていなかったと思う。


また、Pivo当てのセットは府中のフィクソがPivoに強く寄せること。

基本的にマンツーマンでカバーリングがないこと、それは事前にわかっていたので、Pivoのいないサイドをどう使うか。


そこがポイントだった。


Pivo以外の3人でボールを回しながら、Pivoのいないサイドにワンツー、パラレラ、逆アラの飛び出しで進入する。


これもクアトロのセット同じで、出来ている時は効果的に相手の背後をとり、フィニッシュで終われた。

ただ、3人でのボール回しや、Pivoを使った後の飛び出しなど、課題は残った。


得点は、カウンターから2得点。


狙っていた形からの得点。


2ー1という結果は、苦しんだ上で手にすることが出来た。


カップ戦王者の府中の勝てたこと、


順位を上げられたこと、


中断前に勝てたこと、


非常に大きな勝利だった。


そして、何よりホームで勝てたことが嬉しかった。



ホームで、多くの観客の皆さんの前で勝利し、皆さんと勝利の喜びを分かち合えたこと。


最高の雰囲気の中で、プレーすることができ、勝てたこと。


最高の時間でした。





これからも応援して下さる皆さんの想いに応えられるように戦っていきます。