神戸セントラル(第13節、14節) | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

神戸セントラル(第13節、14節)

土曜日、日曜日にグリーンアリーナ神戸で行われた神戸セントラルは2連勝という結果で終えることが出来た。



先週は同じ神戸で大阪に負け、首位争いをするには絶対に負けられない2試合だった。



土曜日は仙台と対戦し、5-2で勝つことが出来た。



仙台とはホームで引き分け、悔しい想いをずっと持ち続けていたので、勝つことが出来て良かった。



先に3点とれたことが、自分達の流れ、自分達のリズムで試合を進めることに繋がったと思う。



前回のうちのホームの時は、開始7秒で先制され、追いかける展開となり、終始最後までリード出来ずに、仙台ペースでゲームが進み、引き分けに終わった。



同じ過ちを繰り返すことなく、こちらのリズムでゲームを進めていくこと。



この試合はそれが出来た試合だったと思う。






途中、相手のゴレイロを上げた攻撃。



パワープレーなのかな。ちょっとはっきりしなかったけど。



あれが一番きつかった。



なかなか、ボールを奪うことが出来ずにディフェンスで体力をかなり削られた。



1点を失ったが、5-2での勝利。



勝ち点3をとれたことにホッとした気持ちで一杯だった。



ただ、細かな連携ミスや修正点はあった。



ちょっとしたタイミングが合わずにパスがずれたり、意図がずれたり。



チームコンセプトをピッチで体現出来ている時と、出来ていない時のプレーの速さが全く違う。



何度も練習していることだが、やはりそれをピッチで出すのは難しい部分はある。



練習と試合は全く違うものだから。



だが、それでも常にチームコンセプトを体現し、味方の意図を理解したフットサルをしていかないと成長はない。



相手あってのスポーツなので、相手のディフェンスの仕方や、自分のマークのサイズ、幅によって、常に同じプレーをすることは出来ないが、出来ない時に、どうするか。



その判断を早くしていきたい。



細かな課題が見えた試合だった。




日曜日の名古屋戦は、前日に名古屋が大分に負けた為、勝ち点差を更に縮めるには勝つしかない試合だった。



勝てば勝ち点差が2に。負ければ8に。



首位争いを今後もしていく上で、首位名古屋にこれ以上離される訳にはいかなかった。



ただ、そんな勝ち点の計算などをする余裕もなく、そんなことを考えることもなく、試合に臨んだ。



絶対に勝つんだという強い気持ちを持って。



前日に退場者と負傷者、累積警告の選手を出した名古屋のフィールドプレイヤーの人数は少なかった。



人数が少なくても名古屋は名古屋。



誰かがいなくても、名古屋の強さには変わりはない。



アジアチャンピオンの名古屋は、やはり強かった。



うちには、慢心も余裕もなく、全力で名古屋に向かっていく。



絶対に倒すという強い気持ちを持って臨んだ試合だった。



しかし、立ち上がりから、どちらかというと、うちの方が身体が重かった。



前日、19時からの試合が響いていたのか。





名古屋も人数が少ないからか、そこまでいつもより前からのプレスは少なかったが、うちのリズムもそんなに良くなかった。



その中で、先制された。



セットプレーから、シュートのこぼれ球を押し込まれた。



その後、同点にすることが出来たが、また失点をし、前半を1-2で折り返した。



個人的には自分の出ている時間に2失点をしたことにとても反省をしている。



もっと、失点を防ぐ為に、出来ることがあったのではないかと、昨日からずっと考えている。



あのような失点を繰り返してしまうと、勝つことは難しくなる。



防げる失点だったと思うから。



アグレッシブなフットサルをする上でも、やはり失点を減らしていかないと勝つことは出来ない。



前からリスクをかけてボールを奪いに行くときと、ハーフから押し返すディフェンス、そして押し込まれた時に耐えるディフェンス。



もっと使い訳をしないといけないと思う。



そして、それをコントロールするのが、自分の役目だと思うから。



後半、先に得点をしたのは、名古屋だった。



1-3、2点差にされた。



名古屋が少しずつプレスの高さを上げてきた。



前への圧力も、攻撃の終わり方も、いつもと同じような感じがした。



2点差をつけてから、試合を終わらせにきたのだと。



3点差にされたら、ほぼゲームは決まってしまう。



そこを耐え、逆にセットプレーからゴールを奪えたこと。



1点差にしてから、更に追加点を奪い、同点に出来たこと。



流れが一気に変わった。



名古屋の強さは、得点を奪った後に、更に追加点をとる。2点、3点を連続して奪う。



連続失点をしないことが大事。



同点になってからは、我慢の試合展開だった。



お互い、ファウルカウントも溜まって、なかなか厳しくいけない部分があった。



そんななか、追加点をとったのはうちだった。



4-3にし、残り5分弱。



名古屋のベンチはパワープレーを準備していた。



しかし、名古屋がパワープレーをする前に取り返した。



4-4。



やはり、名古屋は名古屋。



底力があるのは、変わりなかった。



勝敗は最後の最後に決まった。



うちがファウルを受け、第2PKをもらい、第2PKを決め、5-4。



そこから、名古屋のパワープレーを凌ぎ、そのままうちが勝利。



勝てて、本当に良かった。



勝ち点差を縮められたこと、2連勝できたこと。



色々な想いが込み上げてきたが、単純に勝つことが出来て嬉しかった。



名古屋に勝つこと。



名古屋に勝たない限り、このリーグでタイトルをとることは出来ない。



まだまだ、リーグ戦は続くし、この試合も長いリーグの中の1試合にしかすぎないのかもしれない。



ただ、新たな課題も見つかったし、もっともっと強くなる為に、必要なことも見えてきた。



まだまだ、やるべきことはたくさんある。



もっともっと強くなる為に。



タイトルという大きな目標に向かう為に。



もっとやらなければいけない。




ただ、やっぱり勝利は最高ですね。


みんなで、笑うことが出来て良かった。





最後に、2日間、たくさんの応援ありがとうございました。



Fリーグのセントラルは全チームが観れます。



なかなか、ホーム&アウエーでは、全チームを観られることはないですが、セントラル開催では観ることができます。



ぜひ、多くの方に会場に足を運んで頂き、フットサルを生で観て頂けたらと思います。



また、試合以外でもたくさんのイベントやブースが出ています。



色々な方々がフットサルを盛り上げようとしている空間を作っています。



それは、とても居心地の良い空間だと思います。



俺は選手として、ピッチでフットサルの魅力を観に来て頂いた方に、伝えられたなと常に思っています。



選手以外の方々も、ご自分の出来ることをして、フットサルを盛り上げようとしてくれています。



フットサルに関わる方の想いや、情熱がセントラルの会場に来れば体感できると思います。



俺は、とても温かく、素晴らしい空間だと思います。



ぜひ、一度セントラル会場も、セントラル会場ではなくても、Fリーグの会場に足を運んで頂けたらと思います。



フットサルリボンのブースでの一枚。





フットサルリボンのことも知って頂けたら嬉しいです。



今回は2試合分だったので、とても長くなりました。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました!