第10節 湘南戦 | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

第10節 湘南戦

土曜日に小田原アリーナで行われたアウエー湘南戦は5ー2で勝つことが出来た。


2試合振りの勝利に、勝利の瞬間は安堵の気持ちで一杯だった。


勝つことは本当に大変なことで、勝ち続けるということは、本当に難しいこと。


だからこそ、勝った時の喜びは、言葉にならないくらい嬉しいのだと思う。


この試合も前半の立ち上がりに失点し、追いかける展開となった。


誰かがミスしたり、チームとしてのディフェンス組織が崩された訳でもなく、相手のシュートがうまかった。


強いて言うなら出てた全員があと半歩ずつボールに寄せることと、抜かれてはいないがカバーの意識を持てたら、防げたと思う。


そこは修正しなければいけないこと。


もっと高いレベルを求めていかないといけない。


前半は全体的に身体が重く、動きが鈍かった。


そんな中でも前半のうちに同点、逆転出来たことは大きかった。


後半は、前半よりも動けたような気がした。


3点目を取ったことが試合を決定づけられたと思う。


良い時間帯での追加点。


カウンターからの得点。


今シーズンはまだカウンターからの得点が少なかったので、得点出来て良かった。


アグレッシブなディフェンスをする分、カウンターやショートカウンターの場面が多い。


そこをどう得点に結びつけることが出来るかが、これからの勝敗に関わってくる。


得点に結びつけることが出来なければ、アグレッシブなディフェンスの意味が薄くなってしまう。


カウンターの精度も高めていかないといけない。


最後に、相手のパワープレーをしのぎきり、2試合ぶりの勝利。


最後まで、チーム全員が集中して戦った結果だと思う。


ピッチに立っている選手も、ベンチにいる選手も、最初から最後まで全員で声を掛け合い、チームを励まし、時に鼓舞していた。


それは、先週の町田戦では、出来なかったこと。


戦う上で、必要なこと。


チーム一丸となって戦うとはそういうことだと思う。


自分のプレーがうまくいかない時、


自分が出ている時間がうまくいかない時、


失点しまったり、ミスが多くなったりした時、


ピッチに立っている以上イライラしたり、納得出来ないときもあると思う。


でも、それを顔に出したり、態度に出してもしょうがない。


個人スポーツをやっている訳ではないのだから。


自分はやることやっている。


でも、勝てない。うまくいかない。


人のせいにするのは簡単。


ピッチに立っている選手は誰もがチームの勝利の為に戦っている。


それでも、お互いの意図が合わなかったり、ミスがあったりする。


だからこそ、そういう時にどうカバーするのか。


どうコミュニケーションをとるのか。


ミスをしない選手なんていないのだから。


自分の役割をやっているだけで勝てるものではない。


ゲームは続いていくし、40分間が終わるまでは、チームの勝利を目指してやっていくのが、当たり前のこと。



切り替えて、チームの為に出来ることをやり続ける。


それが、勝利への近道だと思う。


チーム一丸となって、すべては勝利の為に頑張る。


それは、口で言うのは簡単だし、言うだけなら誰でも言える。


大事なのは、その為にどう行動して、どう結果を出すか。


チームの勝利の為に、仲間と共にどう進んでいくか。


それが大事だと思う。


湘南戦は、それができた試合だと思う。



こういう試合を1つずつ、積み重ねていければもっと強いチームになれると思う。


今週は試合がなく、1週間空きますが、来週のホーム大分戦に向けて、良い準備をしたいと思います。