代わり | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

代わり

先日、八ヶ岳の麓に行って来ました。

最近は、温かい日が続いていましたが、八ヶ岳の麓は涼しかった。

何をしに行ったかといえば、母親のお供で、別荘のメンテナンスに。

親父とお袋が建てた別荘が、八ヶ岳の麓にあり、



生前、親父がとても気に入って建て、ずっと愛していた場所。

毎週、週末になるとよほどの用がない限り、この別荘に来て、自分の趣味に興じていた。



本当に多趣味な親父で、ギターを弾いたり、絵を書いたり、料理をしたり、ガーデニングをしたり、色々なことをして過ごしていたようで。

俺は3年ぶりにここへ来た。

お袋も親父が闘病生活になってからは全然来れなかったようで、久しぶりに来たようで。

そのせいか、建物も庭も含め、色々なところにメンテナンスが必要だった。

建物は業者に任せるしかないので、俺とお袋は家の周りや庭の手入れを。

この辺は、冬になると雪がたくさん降り、積もる場所の為、適度な雪かきをしないと家の周りに積もった雪や、庭や家の周囲に植えた木々はみんな雪の重さで折れたり、倒れてしまう。

今回も行ってみて、折れてる木があったり、庭が荒れていたので、手入れをした。


手入れと言っても、正直何からするのか、良くわからず、ゴミを拾ったり、折れた木を片付けたりした。



ずっと屈んでの作業はキツかった(笑)

ガーデニングは大変なんだなって思いながら、これはガーデニングなのか、片付けなのか。

慣れないことは、こんなにキツいのかって思いながら。

やっと休憩になって家の中に。

3年ぶりだったので家の中も、替わっていた。

親父の趣味が至るところにあった。






良い写真もたくさんあった。

親父のお気に入りの場所で俺も1枚(笑)



お茶を飲みながら、お袋とたわいもない話を。

「なかなか、ここに来れなくなっちゃたね。」と俺が聞くと。

「1人で来てもね。
やることはあるけど、面白くはないでしょ。」と。

「確かに・・・やっぱり寂しい?」と聞くと。

「そりゃね。」と、答えるお袋。

「俺がこれからちょこちょこ来るよ。だから、一緒に来ようよ」と言うと。

「ありがとう!
でも、あんた忙しいでしょ?
それに、あんたにお父さんの代わりはお願いできないわ」と笑いながら言われた。

深い一言だった。

親父が亡くなってから、俺はお袋の為に何が出来るのかなってずっと考えてきた。

親父の代わりをしいるつもりはなかったけど、親父が好きだったこと。好きだった場所。好きだったものを俺も好きになろうと思った。

それが、何になるのか、わからなかったけど。

何かお袋の為になるのかなって、勝手に思っていた。

でも、ちょっと違ったみたい。

お袋にとって、親父は親父。

俺は息子。

夫婦の関係と親子の関係は、全く違う。

夫婦にしかわからないこと。

夫婦にしか感じられない関係性があること。

当たり前だけど、改めてそれを感じた。

じゃあ、俺はお袋の為に何が出来るのかなって考えながら。

また、庭へ。



丸太と格闘しながら、色々と考えた。

夢中でやってたら気づいたら背筋がめっちゃ筋肉痛に。

必殺パンチでも生み出せるんじゃないかっていうくらい、追い込みました(笑)

結局、どうしたら良いのかはわからず、そして答えも出ずに。

そんな1日でした。

俺には何が出来るのか、これからも考えていこうと思う。


フットサル、全く関係なかったですね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。