アジア選手権2014ベトナム | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

アジア選手権2014ベトナム

今日より、東南アジアのベトナムでアジアフットサル選手権が開幕する。


TVでもやるので、ぜひ多くの人に観てもらい、注目してもらいたい。


フットサルが、もっともっとメジャーなスポーツになる為にも、フットサル界が更に発展する為にも、代表チームの活躍、結果は大きな影響を及ぼす。


ぜひ、優勝、そして連覇という結果を出して欲しいと思う。


俺は、2012年のワールドカップ以後、代表には呼ばれていません。


ワールドカップ後に、ミゲル監督に『若い選手に、チャンスを与えたい。その場所を譲ってあげて欲しい』と言われ、了承し、その後代表チームからは、離れました。


その時も監督には伝えましたし、今も、気持ちは同じですが、『俺は現役を続けていく以上、代表を目指してプレーする』と。


代表チームに選ばれる、選ばれない監督が決めることであり、その決断には、何も言うことはないし、従うだけ。


ただ、代表の中にいようと、外にいようと気持ちは同じ。


フットサル日本代表チームを心から応援するし、心から勝って欲しいと願っている。


代表は公式戦が、このアジア選手権とワールドカップしかない。


あとは、どんな遠征もどんな大会も親善試合という位置付けになるのかな。


だからこそ、公式戦の難しさはあるし、アジア選手権の難しさはある。


前回王者として臨む今大会、日本は各チームから確実にマークされている。


相手がどう戦ってくるのか、相手にどんな選手がいるのか、それは本当に未知な部分。


2010年より2年に一度になったアジア選手権。


毎年やっていた頃より、各チームの状況は蓋を開けてみないとわからない。


間違いなくイランは強いが、イラン以外にもタイやウズベキスタン、オーストラリア、中東の国々。


いきなり帰化選手がいたりする場合もある。


そう言った意味でも不気味な対戦相手。


勝つためにはどんなことも割り切ってやってくる対戦相手。


本当にアジアで勝ち抜くこと、優勝することは難しい。


でも、今の日本代表ならそれが出来ると信じている。


優勝できると。


あとは、ベトナムの気候。


あの暑さは半端ない。


俺が初めて、アジア選手権を戦ったのも、今から9年前の2005年ベトナム大会だった。


初めてのアジア選手権。


初めてのベトナム。


過酷だった記憶がとても鮮明にある。


暑さに慣れることと、ハードな日程に負けないタフさ。



そして、何よりもチームとしての一帯感。


それが、一番大切だと思う。


どんな時でも、全員が同じ方向に向かって進み続けること。


優勝という大きな目標に向かって、真っ直ぐに進んで行って欲しい。


ベトナムに出発する前にノブ(小曽戸選手)が電話をしてくれた。


チームの状態、雰囲気はすごく良いと。


俺は、「絶対に優勝出来る力はあるから、頑張って来いよ」と「あとは後悔しないように全力を出し切ってな」と伝えた。


ノブだけじゃなく、日本代表の選手は本当に色々なものを背負ってプレーしている。


すごいプレッシャーもあるのかもしれない。


でも、まずは、日本の為や、応援してくれる人の為、その舞台に立つことの出来なかった仲間の為より、自分の為に、自分達の為に、頑張って欲しいと思う。


自分の為、自分達の為に頑張り抜くことが出来れば、それはきっと応援してくれる全ての人の為になると思うから。




心より、応援しています。


頑張れ!!日本!!


皆さんも、一緒に応援しましょう。