第33節(浜松戦) | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

第33節(浜松戦)

金曜日に行われたホーム最終戦の浜松戦は5-1で勝つことが出来ました。


平日にも関わらず多くの方が会場に足を運んで頂き、素晴らしい雰囲気の中でホーム最終戦を戦うことができました。


皆さん、ありがとうございました。


この試合はなにがなんでも勝ちたかったです。


だから、勝つことができ、本当に良かったです。


ホーム最終戦、プレーオフ進出、自分の為、仲間の為、応援してくれる全ての方々の為など、色々な想いがあった試合でしたが、


この試合だけは、親父の為にプレーしました。


2日前に他界した親父の為に。


全力で必死にプレーしたつもりです。





親父に胸を張って、『俺は頑張ってるよ』と言えるように。


今の俺がいるのも、浦安でプレーが出来ているのも、親父がずっと背中を押してくれたから。


だからこそ、そんな親父に恥ずかしくないプレーをし、結果を出したかったです。



あとは、観に来て頂いた方々に元気な姿を見せたかった。


もちろん、とても悲しいことだし、お通夜も告別式も終わってない中で、精神的には複雑な気持ちでしたが、


ただ、ピッチに立つ以上、悲しんでいても、へこんでいてもしょうがない。


悲しい気持ちや、落ち込んだ姿をピッチに持ち込みたくはなかった。


ピッチに立つなら仲間と共に、全力で前向きに、勝利を目指し、いつも監督が言われている「プレーすることを楽しむ」


それを徹底して、最後の最後までプレーしました。


勝って、笑顔で終われて良かったです。


試合後のみんなでの勝利のタオル回し。




やっぱり、試合が終わった後はちょっと込み上げてくるものがあった。


嬉しい気持ち、喜びたい想いよりも、勝って終えることができたという安堵の気持ちでいっぱいだった。


あまり喜んでいないように見えたのかな?


みんなが、太郎が俺を前に押し出そうと。


俺は『こんな時にはしゃげるかよ』って言ったら、太郎が『こんな時だからこそだよ』って言ってくれました。


ちょっと泣きそうになりました。


アリーナ席への握手も終わり、最後にホームゲーム最終戦ということで、選手、スタッフ全員で会場にいらした皆さんに一年間応援して頂いたことへの感謝のご挨拶。


塩谷社長とキャプテンの翔太がご挨拶をさせて頂いたのですが、急遽俺もご挨拶をさせて頂きました。



全くの急な展開でしたので、何を話して良いのか、迷いましたが、素直に今思っていることを話させてもらいました。


俺にはどんな時にも支えてくれる頼もしい最高の仲間がいます。


どんな時にも、『頑張れ!!』と言ってくれる多くの方がいます。


どんな時にも、支えてくれる人がいます。


そして、これからは、どんな時でも一番近くで見守ってくれる人がいます。


だからこそ、俺は前だけを向いて頑張りたいと思います。


明日と明後日で親父と最後のお別れをしてきます。


今までの感謝とこれからの決意をしっかりと伝えてきたいと思います。