ワールドカップ第3戦リビア戦
ワールドカップ、第3戦のリビア戦は4-2で勝つことが出来た。
今回のワールドカップでの初勝利。
勝たなければ次のステージに行くことが出来ないのと、得失点差によってはグループ2位になれる可能性もあり、他のグループとの兼ね合いなども含め、試合前から難しい試合となった。
ただ、何はともあれ、勝たなければ決勝トーナメントに進むことは出来ない状況だった。
何点差でも、勝つことが絶対条件として求められた試合だった。
立ち上がりから、日本のペースで試合を進められたが1点が遠い。
シュートで終わることが出来たが、決めきれない。
少しずつ攻撃が雑になり、リビアにカウンターからゴール前にボールを運ばれるようになった。
そんな中での先制点は日本がとった。
苦しい状況での先制点はとても大きかった。
ただ、すぐにフリーキックからd同点にされた。
前半は1-1。
引き分けで折り返した。
同点でのハーフタイム、監督は笑顔だった。
正直、驚いた。焦りというものが一切、監督にはなかった。
焦っていたのは選手の方だった。
監督は
「この状況は悪くない。ゲームも日本が支配している。アジア選手権の準決勝オーストラリア戦と同じ状況だ。あの時、後半に勢いがついて3点とって勝った。
今日もその時と同じ展開になる。我慢強く、戦って行こう。」
その言葉、話し方で楽になった。
勝たなければいけない試合。
ゲームを支配出来ている。
得失点差が求められる。
決勝トーナメントに進出したいなど、色々な想いを選手達は知らない間に背負っていたのかもしれない。
そこから、焦りやうまくいかないことへの苛立ちに繋がってしまったのが前半だった。
後半は前半とは全く違う試合展開となった。
前からのプレスもかかり、高い位置でボールを奪い得点を重ねることが出来た。
リビアが失速したこもあったが、3点とり、終わってみれば4-2でアフリカチャンピオンのリビアを倒した。
大きな勝利と共に次のステージへの可能性を残した結果となった。
試合直後はまだ決勝トーナメントに進出することが決まっていなかったので喜びを爆発させることはなかった。
リビアに勝ったことを一先ず喜んだ。
決勝トーナメント進出が決まったのを聞いたのは帰りのバスの中。
俺達の後に試合をした、タイ対パラグアイ。ウクライナ対コスタリカの結果によってグループ3位で決勝トーナメントに進出することが決まった。
これにより日本フットサル史上初のワールドカップでのグループステージ突破となった。
バスの中は拍手喝采だった。
本当に嬉しかった。
過去2大会はグループステージでの敗戦。
前回のブラジル大会は2勝したが、2敗しグループステージ敗退となった。しかも、その敗戦はブラジルとロシアに世界のトップとの力の差をまざまざと見せつけられた。
あれから4年。
前回同様に世界のトップ5に入る、ブラジル、ポルトガルとの同組を1勝1分け1敗で突破した。
決して楽なブロックではなかった。
今回はブラジル、ポルトガルには世界トップクラスの技と力とスピードを見せつけられた。
それでもこのグループを突破したことには大きな意味がある。
日本のフットサルを一歩、いや半歩かもしれないが世界のトップがいる場所に近づけることが出来た。
それが出来たことが何より嬉しい。
ワールドカップで決勝トーナメントに進出。
日本のフットサルは間違いなく着実に成長していると思う。
今までフットサル日本代表でプレーしてきた人達が、苦しみ、もがき、自分の全てを掛けて挑戦し、少しずつ世界との距離を縮めてきた。
2004年は初めてアジア予選を勝ち抜き、ワールドカップに出場し、勝ち点1をとることができた。
2008年は2勝し、初めてワールドカップで勝利した。
そして、2012年はグループステージ突破。
積み上げてきたのだ。
歴史と共に。
ずっとフットサル日本代表が強くなることを願っていた方々。
日本代表選手として戦った多くの先輩方。
日本代表を支え続けてくれた多くの方々。
そして、どんな時でも応援してくれたサポーターやファンの方々。
全ての人の想いが今日、タイのこの地でグループステージ突破という結果をもたらしたのだと思う。
新たな歴史を刻んだ場所にいれたことに、そして今もなお日本代表としてプレー出来ることに誇りと喜びを感じています。
ただ、まだ終わりじゃない。
新たなスタートを切ったに過ぎない。
ワールドカップの決勝トーナメント。
未知の世界だが、今度はここが戦いの場となる。
対戦相手はまだ決まっていない。
1つ目の目標、グループステージ突破は達成することが出来た。
次は2つ目の目標、優勝することを目指したい。
本当に難しくとてもハードルの高い目標だと思う。
でも、それを目指したい。
1つでも上に行きたい。頂点が見える限り。
次からは一発勝負。
今まで以上に、厳しく、苦しい状況が予想される。
それでも勝ちたい。
このチームで1試合でも多く試合がしたいから。
最後に今日も会場で、そして日本で応援して下さった皆さん、ありがとうございました。
皆さんの応援がとても力になっています。
次の試合も皆さんの応援に応えられるように頑張ります。
今回のワールドカップでの初勝利。
勝たなければ次のステージに行くことが出来ないのと、得失点差によってはグループ2位になれる可能性もあり、他のグループとの兼ね合いなども含め、試合前から難しい試合となった。
ただ、何はともあれ、勝たなければ決勝トーナメントに進むことは出来ない状況だった。
何点差でも、勝つことが絶対条件として求められた試合だった。
立ち上がりから、日本のペースで試合を進められたが1点が遠い。
シュートで終わることが出来たが、決めきれない。
少しずつ攻撃が雑になり、リビアにカウンターからゴール前にボールを運ばれるようになった。
そんな中での先制点は日本がとった。
苦しい状況での先制点はとても大きかった。
ただ、すぐにフリーキックからd同点にされた。
前半は1-1。
引き分けで折り返した。
同点でのハーフタイム、監督は笑顔だった。
正直、驚いた。焦りというものが一切、監督にはなかった。
焦っていたのは選手の方だった。
監督は
「この状況は悪くない。ゲームも日本が支配している。アジア選手権の準決勝オーストラリア戦と同じ状況だ。あの時、後半に勢いがついて3点とって勝った。
今日もその時と同じ展開になる。我慢強く、戦って行こう。」
その言葉、話し方で楽になった。
勝たなければいけない試合。
ゲームを支配出来ている。
得失点差が求められる。
決勝トーナメントに進出したいなど、色々な想いを選手達は知らない間に背負っていたのかもしれない。
そこから、焦りやうまくいかないことへの苛立ちに繋がってしまったのが前半だった。
後半は前半とは全く違う試合展開となった。
前からのプレスもかかり、高い位置でボールを奪い得点を重ねることが出来た。
リビアが失速したこもあったが、3点とり、終わってみれば4-2でアフリカチャンピオンのリビアを倒した。
大きな勝利と共に次のステージへの可能性を残した結果となった。
試合直後はまだ決勝トーナメントに進出することが決まっていなかったので喜びを爆発させることはなかった。
リビアに勝ったことを一先ず喜んだ。
決勝トーナメント進出が決まったのを聞いたのは帰りのバスの中。
俺達の後に試合をした、タイ対パラグアイ。ウクライナ対コスタリカの結果によってグループ3位で決勝トーナメントに進出することが決まった。
これにより日本フットサル史上初のワールドカップでのグループステージ突破となった。
バスの中は拍手喝采だった。
本当に嬉しかった。
過去2大会はグループステージでの敗戦。
前回のブラジル大会は2勝したが、2敗しグループステージ敗退となった。しかも、その敗戦はブラジルとロシアに世界のトップとの力の差をまざまざと見せつけられた。
あれから4年。
前回同様に世界のトップ5に入る、ブラジル、ポルトガルとの同組を1勝1分け1敗で突破した。
決して楽なブロックではなかった。
今回はブラジル、ポルトガルには世界トップクラスの技と力とスピードを見せつけられた。
それでもこのグループを突破したことには大きな意味がある。
日本のフットサルを一歩、いや半歩かもしれないが世界のトップがいる場所に近づけることが出来た。
それが出来たことが何より嬉しい。
ワールドカップで決勝トーナメントに進出。
日本のフットサルは間違いなく着実に成長していると思う。
今までフットサル日本代表でプレーしてきた人達が、苦しみ、もがき、自分の全てを掛けて挑戦し、少しずつ世界との距離を縮めてきた。
2004年は初めてアジア予選を勝ち抜き、ワールドカップに出場し、勝ち点1をとることができた。
2008年は2勝し、初めてワールドカップで勝利した。
そして、2012年はグループステージ突破。
積み上げてきたのだ。
歴史と共に。
ずっとフットサル日本代表が強くなることを願っていた方々。
日本代表選手として戦った多くの先輩方。
日本代表を支え続けてくれた多くの方々。
そして、どんな時でも応援してくれたサポーターやファンの方々。
全ての人の想いが今日、タイのこの地でグループステージ突破という結果をもたらしたのだと思う。
新たな歴史を刻んだ場所にいれたことに、そして今もなお日本代表としてプレー出来ることに誇りと喜びを感じています。
ただ、まだ終わりじゃない。
新たなスタートを切ったに過ぎない。
ワールドカップの決勝トーナメント。
未知の世界だが、今度はここが戦いの場となる。
対戦相手はまだ決まっていない。
1つ目の目標、グループステージ突破は達成することが出来た。
次は2つ目の目標、優勝することを目指したい。
本当に難しくとてもハードルの高い目標だと思う。
でも、それを目指したい。
1つでも上に行きたい。頂点が見える限り。
次からは一発勝負。
今まで以上に、厳しく、苦しい状況が予想される。
それでも勝ちたい。
このチームで1試合でも多く試合がしたいから。
最後に今日も会場で、そして日本で応援して下さった皆さん、ありがとうございました。
皆さんの応援がとても力になっています。
次の試合も皆さんの応援に応えられるように頑張ります。