中国戦
昨日の中国戦は2-3で負けた。
代表に入ってから何度も中国と試合をしたけど、負けたのは今回が初めて。
しかも、すっきりしない負け方だった。
パワープレーで同点にしたのに、その前にタイムアウトがあったからノーゴール。
タイムアウトをとりたかったのにとらせてもらえず。
審判が続けさせたのに、得点が入った後にノーゴール。
ありえない。訳がわからなかった。
完全アウエーとは言え、まさかの展開。
全員で猛抗議するもくつがえらず。
毎回、この大会では退場者が出るほ審判の基準は不安定。
アジア選手権も、審判の基準はバラバラだが、ここまでかと思うくらいアウエーだった。
ファウルカウントのあるスポーツで審判の基準は本当に大切になる。
アウエーチームのファウルだけどんどんとられたら、すぐに5ファウル。第2PK。
そうならないようにプレスが弱まれば、ポゼッションは支配され、ゲームは相手のものになる。
アジア選手権でも予想されることなのかもしれない。
ポジティブにとらえればその前にこういう展開を経験できたのは大きかったのかもしれないが、出来ることならしたくはない経験だった。
まあ、でもその前にパワープレーをしなければいけない展開になったことがすべて。
この試合も先制され、追加点をとられ、0-2で前半を終えた。
追いかける展開。
ゲームは支配していたし、得点するチャンスもあった。
そこを決めきれずに逆に中国に少ないチャンスを決められた。
集中力の欠如。昨日の失点はそういうしかないものだった。
チームとしてもったいない失点。
同点に追いつくまでは良かったが、同点に追いついた後は少し流れが停滞してしまった。
リスクを掛けて攻撃し、前からプレスを掛け続けたこともあり、途中で息切れしてした。
3連戦の最終戦。
最後の最後まで走り続けることは出来なかった。
フィジカルが弱いとかの問題ではなく、この3試合、リードして試合を有利に進める展開にできなかったことが一番の大きな問題。
自分達のペースで自分達のリズムでプレーをすることが出来た時間が少なかったのがその要因だと思う。
先制し、リードする展開。
そういう展開で試合をしていかないと連戦で最後の最後まで高いパフォーマンスを発揮することは出来ない。
アジア選手権も決勝までいけば6試合もある。
ワールドカップを決める準々決勝まで4試合。
予選リーグは連戦。
ハードな日程で戦う為にも、自分達の有利な試合展開で試合が出来るのは大きなこと。
そこが出来なかったことが大きな問題であり、今回の1番の反省点だと思う。
そして、結果を出せなかったこと。
中国に負けてしまったこと。
あってはならないこと。
日本代表の意地と誇りにかけて次のアジア選手権でもう1度対戦することがあるとするならば、その時は絶対に勝ちたい。
この悔しさは一生忘れないと思うし、次勝ったとしても消えることはない。
もっともっと自分に厳しく、自分達に厳しく、戦っていきたい。
これから日本に帰ります。