始動
昨日よりバルドラール浦安の2012年シーズンが始動した。
昨日は全体ミーティング。
社長、GM、監督、スタッフ、ドクター、トレーナー、選手、今シーズンを戦うチーム全員が集まり、ミーティングをした。
ミーティングの内容は今シーズンの体制、今シーズンのチーム規則、スケジュール、ドーピングの説明などなど事務的な連絡事項が多かった。
ドクターからの毎年ドーピングの話を聞くと、「いよいよ。これからシーズンが始まるな」という気持ちになる。
その他には社長から今シーズンのスローガンが発表され、監督からは今シーズンの目標が発表された。
目標はもちろん「優勝」とのこと。
あとは新入団選手の紹介。
神戸から移籍してきた渡井と湘南から移籍してきたトモキの挨拶。
そして、セグンドから上がってきた杉尾と富沢と丹野の挨拶。
みんなそれぞれ個性的でとても新鮮だった。
今シーズンがいよいよ始まる。
今シーズンは今までのシーズンとは違い、新しいシーズンとなる。
大きな変化としては浜松の参入とプレーオフ制度。
特にプレーオフ制度はレギュラーシーズンで3位以内に入らないと戦うことが出来ない。
レギュラーシーズンの順位はとても大事になってくる。
優勝するにはレギュラーシーズンを何位で抜けるのか、そして昨年以上に増える試合数を最後まで戦い抜くタフさが必要になる。
これは、毎年言っているけど、1試合1試合が本当に大事になってくる。
1試合1試合の積み重ねが最後に大きな結果となる。
毎試合、頑張っていきたいと思う。
最後に、私事ですが、今シーズンよりキャプテンをやめることになりました。
2009シーズンより3シーズン、俺をキャプテンとして指名してくれたクラブスタッフ、信頼してくれた監督、一緒に戦ってくれた選手のみんな、チームがどんな時でも支えてくれたサポーターの皆さん、ファンの皆さんに感謝の気持ちで一杯です。
出来ることなら、この3年間で一つでもタイトルをとることが出来ていたらな。
振り返るとそれだけが、心残りです。
皆さんの期待に結果で応えることが出来なかった。
この3年間、俺がキャプテンじゃなかったら、勝ってたのかな、優勝してたのかなって思うことも何度もあった。
別に俺のチームではないのに、俺のチームのように感じていた時期もあった。
自分がやらなければ、勝てない。もっと厳しく、もっとがむしゃらにと日々思っていた。
自分自身に余裕がない時も、フットサルが面白くない時もあった。
好きでやっているフットサルが全く楽しくない。つまらない。そんなことを思う自分が嫌だった。
でも、そんな個人的な感情なんかはどうでも良かった。
何が何でも勝ちたかった。浦安が勝てればそれだけで俺は満足だった。
みんなと、考え方の違いでぶつかった時もあった。
俺は浦安に足りないのは勝利への執念と戦う姿勢だと思った。
そこだけはどんな相手でも、どんな試合でも絶対に必要だと何度も何度も言った。
うっとうしいなって思う奴もいたかもね。
少しずつ俺と同じような気持ち、同じような考えになってくれた選手が増えたことはとても嬉しかった。
最後の最後にはチーム全員がそういう想いを感じてくれて、そういう部分をプレーで示してくれた。
3月の全日本選手権。
試合内容は正直、そんなに良くなかったと思う。
だが、全員が結果にこだわってプレーしていた。
1点差のギリギリの試合を勝ちきることが出来た。
優勝は出来なかったけど、最後の最後まで全員が戦う姿勢を見せていたと思う。
そこにはとても満足しているし、自分が思い描いたチーム像だった。
それでも優勝は出来なかった。
と言うことは俺の考え、キャプテンシーではここまでなのかなって。
ここから先、リーグで優勝すること。
カップ戦で優勝すること。
タイトルをとるには違うやりかた、違うリーダーが必要なのだと感じた。
そのやり方は俺にはないし、たぶん出来ないと思う。
だから、違う選手がやった方が良い。
新しいチームには新しいキャプテンが。
と言うことで・・・
新キャプテンは「高橋健介」です。
健介は去年、スペインでの経験からたくさんのものをチームにもたらしてくれた。
チームに新鮮な風をたくさん入れてくれた。
健介だったら新しいチームに相応しいキャプテン。
俺はクラブのキャプテンの難しさはやってみて初めて知ることがたくさんあった。
そういう部分で健介が苦労しないように、これからは健介を影ながら支えていきたいと思います。
今シーズンもバルドラール浦安を宜しくお願いします。
今年こそ、優勝出来るように頑張ります!!