スペイン遠征2日目
スペイン遠征2日目の昨日は、とても寒い日でした。
4月の中旬なのに雹が降ったり、冷たい強い雨が降ったりと。
建物の中と外ではだいぶ気温の差があります。
昨日は午前中にフィジカルをしました。
昨日フィジカルはただ走るだけでなく、ボールを使ったトレーニング。
フィニッシュを目的としたトレーニングはかなりハードなものでしたが、とても必要なものでした。
トップスピードでのフィニッシュは難しい。
ゴールを奪うのは永遠の課題ですが、なかなか決めきることが出来なかった。
国際試合はそんないチャンスがないので確実に決めるところを決める。
1球1球を確実に決め切る力をつけないと世界の強豪に勝つことはできない。
そんな意味を含んだチチョコーチのフィジカルでした。
そして、午前練習が終わった後は少しホテルで休んでからスペイン1部リーグを観戦。
セコビアのホームゲーム。

セコビア対カルニセールの試合。
試合は3-2でセコビアの勝利。
昨年と全く違う選手で構成されているセコビアは選手が変わってもフットサルは変わらない。
クアトロを中心に細かいパスからのフリーランニング、ドリブル突破などでチャンスを見出す。
昨年の主力がほとんど移籍した中での今の順位とこのフットサルはセコビアのカラーを象徴する試合だった。
誰が出てもセコビアのフットサルは細かいパス回しと、4人が連動したフットサル。
フェイク、フリーランニング、1対1、判断。どれもとても効果的で早かった。
カルニセールは少し、審判の判定に泣かされた試合だった。
スペインリーグはホームとアウエーの公平性があまり保たれないものなのかなというくらいのジャッジだった。
セコビアが決定機を決め切ることが出来ずにいたところ、カルニセールがパワープレーをしてリスクをかけて点をとりにいった。
残り3分くらいでパワープレーから1点差に詰め寄った時はまだ、あるかなと思ったが。
5ファウルのセコビアは残りの時間をうまく消費して3-2での勝利。
久々に生で観たスペインリーグはやはり、ちょっとした判断、パススピード、ボールへの寄せが早いと感じた。
あまり、目立たない部分だが、そういう部分の差が大きいと思った。
この2チームとは試合をする。
同じメンバーかどうかはわからないが、良い試合をして今回は結果にこだわりたい。
まだ、スペイン1部リーグのチームからは勝利したことは過去3年で一度もない。
今年はなんとか勝利したい。
その為には、このスペインのプレースピードに慣れないといけないと思う。
明日はタラべラとの試合。
タラべラは前節首位バルセロナと引き分けている。
強いチームとの試合はオフィシャルのゲームではないにしろ、楽しみな部分であり、自分の、自分達の力がどこまで通用するのかを肌で感じ、勝利したいと思う。
必死に勝利を目指して頑張ります。