卒業
昨日、江戸川フットサルアカデミー水辺校の6年生にとっては最後のスクール日となった。
今年は8人の6年生が江戸川フットサルアカデミー水辺校を卒業していく。
4月から中学生となり、中学校の部活に入ったり、フットサルのクラブチームに入ったりとそれぞれの道に進んで行く。
最後のスクール日だったのでスクールが終わった後、コーチ陣と6年生、6年生の保護者の方々と食事会に行った。
6年生全員が参加することは出来なかったけど。
初めて一緒にご飯を食べた。
初めてだったからかな。
ここに来て新たな一面をたくさん見た。
普段はフットサルをしているところしか見たことがなかったから、子ども達がご飯を食べたり、話したりする様子を見るのは新鮮だった。
大人のようなプレーをする子もやっぱり6年生は6年生なんだなと思った。
フットサルをしている時とは違った一面を誰もが持っている。
たわいもないことに笑ったり、バカ騒ぎをしている様子を見ているともっと早くにこういう時間を持っても良かったのかな。
こういう一面も知った上でスクールでフットサルを指導することが出来たらもっと違った指導の仕方もあったのかなと思った。
食事会の中で6年生から、コーチ1人1人に対してメッセージカードをプレゼントしてくれた。
それぞれとても素晴らしいメッセージだった。
最近涙もろくなってきたのでちょっと泣きそうになった。
初めて会ったときからするとみんなとてもフットサルが上手になった。
そして、何より人として大きく成長したんだなと感じさせてくれたメッセージだった。
いつもスクールで言い続けてきたことが少しは伝わったのかなと思った。
フットサルがうまくなることはもちろんだけど、それだけでなく、「何事も最後まであきらめないこと」や「仲間を思いやること」などなど。
フットサル以外の人間としての部分で大きく成長してくれたことが何より嬉しかった。
1人の子に生涯現役でいて欲しいと言われた。
それはずっとフットサルを続けて欲しいという意味なのか、ずっとフットサル選手でいて欲しいということなのか。
どういう意味なのか、ちょっと戸惑ったけど。
他の子が「高校生くらいになった時にまた、一緒にフットサルをしてどれくらい成長したかを観てもらいたい」というのを聞いた時、
もし、この子達がフットサル選手になった時にまだ俺も現役でプレーをしていて、対戦することが出来たら、とても嬉しいことなのかもしれない。
そう思ったら生涯現役と言うのは後者なのだと思った。
一年でも一か月でも一日でも長く現役選手でいて欲しいということなのだと。
その想いには応えたい。
プレーできる限り現役にこだわってプレーしようと思う。
自分の教え子と真剣勝負の場でプレーすることが出来たら最高だと思うから。
でも、いけるかな。あと何年だろ??
頑張るしかないな。
また、昨日で通常スクールは最後だったけど、6年生は今週末に俺が長野県大町市で開催するフットサルフェスタに参加する。
最初で最後の遠征。
フットサルクリニックとフットサル大会に参加するが、1つでも良い思い出を作って欲しいと思う。
この仲間でプレーするのは最後だから。
仲間は一生の財産。
そういう想いを持ちながら楽しく、充実した時間にして欲しい。
あと少し、一緒にフットサルを楽しもう。
卒業おめでとうは最後の最後に伝えるね。