フットサル指導者講習会in新潟 | 小宮山友祐オフィシャルブログ「この道の先に~」Powered by Ameba

フットサル指導者講習会in新潟

先週の金曜日から昨日までフットサル指導者講習会の為、新潟県に行ってきました。



新潟県に行くのは今回が2回目。



一度目は大河ドラマで「天地人」がやっていた時、直江兼続のルーツを追いかけ、南魚沼市を中心に完全なる歴史探索ツアー。



雲洞庵という兼続が幼少期に学んだお寺から雨の中、歩いて駅まで1時間半近く歩いたのは未だに鮮明に覚えている。



この時はフットサルはまったく関係なかったですね。




今回は車で新潟県の新潟市まで行ったのですが、関越自動車道を新潟に向かっている時に越後湯沢や南魚沼市を通ったのでとても懐かしかった。




ただ、道路の両側に雪の壁が出来ていたのにちょっと驚きながらも、このまま行って大丈夫か。チェーンを車に積んでいないし、雪道だったらやばいなってびびりながら。



トンネルを抜けると霧で前が見えなかったり、雪が降っていたり。



ヒヤヒヤしながら無事に到着しました。





指導者講習会は講義と実技があり、フットサルを学問として学び、実際にプレーをして学んだことを実践する。



そして、筆記テスト、プランニング、指導実践と指導者にとって必要なことを短期間でみっちりと学ぶ。



学んだ内容等については、知りたい方は実際に講習会を受講して下さい。



言葉で言っても伝えづらい部分もあり、伝えられない部分もあります。



一言ではなかなか表現できないものでした。






一緒に受けた受講者の中には普段はサッカーの指導者の方、フットサルの指導者の方、俺のように現役の選手。



そして、この方
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大阪のドゥダ監督のような現役の監督など様々な方がいた。



共通していたのは皆さん、指導というものに熱いものを持っていて、とても情熱的な方ばかりでした。




一番最初にやったことは、最近サッカー、フットサルの中で自分がもっとも嬉しかったことを紙に書いた。



俺は「全日本選手権の準決勝でPKを決めたこと」と書いた。



すると、「その書いたのを隣りの人に説明して下さい」とのこと。



えっ!!まさか説明するの?って思った。



俺の隣の人は40代のサッカーのコーチをされている方。



その方の最近、嬉しかったことは、「自分が見ている弱小チームが最近、勝てないけど球際で激しくいったり、ボールに対する執着心が強くなり、勝ちたいという姿勢を見せるようになった」ということ。



そういうことかって思った。



指導者講習会だから、そりゃ指導者の目線でのことだよなってその時気づいた。



完全にやってしまった感があったけど。



もう、書いちゃったからそのまま説明をした。



「先週あった全日本選手権の準決勝でPKを・・・」って説明をしたら、



「あのー何の全日本選手権ですか」と聞かれたので



「フットサルです」



「選手なんですか?」



「はい。」



あ、この方俺のこと知らないのかってその時、気づき、その後詳しく説明しました。



自己紹介的な時間がなかったのでそりゃそうだって思いながらも。




講義はフットサルを学問として学ぶことがとても新鮮だった。



普段、自分が何気なくやっているプレーがどういう基準で、どういう決断をして、どう実行しているのかとても細かくわかった。



1プレー、1プレーに当たり前ながら意味があり、その意味は基準や規律に則って実行されている。



その基準や規律には理論がある。



フットサルは知れば知るほど深いスポーツだなって思った。



フットサルの講義は楽しかった。



色々な映像を観ながらの講義。



良い例の映像が出る。



だいたい良い例はスペイン代表やブラジル代表のプレー。



良い例の相手役に残念ながら・・・・俺は何度も登場しました。



フェイクに引っかかるシーンやロシアに徹底的にボールを回されて決められたシーン。



思い出したくないシーンも何度もあり。



ただ、過去のそういうシーンを改めて見て、勉強になった。



これは完全に選手としての視点になってしまったけど。




実技では、代表のトレーニング内容とほとんど変わらなかった。



基準もほぼ同じだった。



初めてフットサルに本格的に触れる方にはとてもハードなものだったと思う。



俺がキツイと感じたくらいだったから。



普段、フットサルをやらない人にはもっときつかったと思う。



また俺も、左足首と左もも裏がちょっと痛かったから実技は出来る範囲で痛くならない程度にと思っていたけど。



いざ、始まるとインストラクターの方の指導に感化され、集中して普通にトレーニングをしたような感じだった。



自分がプレーをする以外はプレイヤーではなく、指導者の目線で他の受講者のプレーを見ていた。



自分の中で基準をつくり、ミスがあったら、自分だったらこう指導するな。ここで止めるな。こういう説明をするなと、色々考えながら。



ただ、プレーも最後の方は完全に集中して本気でやった。



本気でやった方が他の受講者の方にとって良い判断材料になるかなと思い。



なるべくたくさんの良い例をその場で再現できるように意識したが、左足首がね。



最終日はあまり踏ん張りが利かなかったな。



ただ、受講者の皆さんの一生懸命にプレーする姿を見て俺も頑張ろうという想いになりました。



最後まで一緒に学び、一緒にプレーした受講生の皆さん、短い間でしたがありがとうございました。



これから、お互いフットサルの未来の為に頑張って行きましょう。