祖母
2012年1月31日未明、祖母が亡くなった。
92歳だった。
俺にとって最後の祖母が亡くなった。
正直、いつかはこの時が来るとは思っていたが・・・
祖母が入院してから何度もお見舞いに行った。
最初はちょっと元気がなかったけど、会話は普通に出来た。
色々な話をすることで祖母の笑顔を見られることが何より嬉しかった。
俺はおばあちゃん子だった。
子どもの頃からとてもお世話になった。
いっぱい可愛がってもらった。
たくさんの想い出がある。
一緒に過ごした日々がとても懐かしく思い出せる。
今日、通夜でお経を聞きながら祖母の遺影を見ると色々なことを思い出した。
ここ最近は俺の身体のことばかり心配してくれた。
「怪我しないように。体調を崩さないように」と。
俺は「俺のゴツイ身体より、おばあちゃんの方が心配だよ」って何度も言った。
一度で良いから試合を観に来て欲しかったな。
入院している時、俺のプレーしている写真が欲しいって言ってくれたので何枚かもっていった。
あれは見てくれたのかな。
祖母は大正、昭和、平成と激動の時代を生きた。
俺よりも何倍も強く、たくましく、芯のある人だった。
俺もそんな人になりたい。
もう会うことは出来ないけど、いつまでも祖母との思い出は俺の中で生き続ける。
明日は告別式。
最後のお別れをしっかりとしてきます。