100試合
土曜日に行われたホームゲーム、花巻戦は4-1で勝つことができた。
ホームでは開幕戦の大阪戦以来の勝利。
なかなか、ホームで勝つことが出来ずに悔しい思いをしていた。
会場に足を運んでくれるファンの方、サポーターの方に勝利をお見せすることがやっと出来たことが何より嬉しかった。
今シーズンの開幕前、東日本大震災で被災した「ホームタウン浦安市」の為に少しでもフットサルを通して元気や勇気、そして明るい話題を届けることが出来たらなという強い想いで臨むことをチーム全員が決意した。
その為にはホームゲームで良い試合をして、良い結果を出すことが求められた。
しかし、ホームではなかなか勝つことが出来ず、観に来てくれた方々に残念な思いを何度もさせてしまった。
アウエーでは勝てるのに、ホームで勝つことができない。
何故、勝てないのか?
ホームで絶対に勝たなければいけないということがプレッシャーになっているのか?
自分達の中でも自問自答の繰り返しだった。
でも、その答えは試合をする上で最も基本的ことであり、根本的な部分だった。
それは、「執念」と「覚悟」。
そこが足りなかった。
先週のホームゲームの湘南戦やホーム第2戦目の大分戦。
この2試合が如実に表している。
・自分たちのミスからの失点。
・勝利するために必死になる姿勢の欠如。
・勝利への執念のなさ。
・試合に対する覚悟のなさ。
ホームで戦うという以前に、試合をする上で最も基本的な部分が欠けていた。
チームスポーツというのは全員が同じメンタリティーでないと勝つことが難しい。
誰かに甘えるのと頼るのは違う。
自分が何の為に、ピッチに立っているのか。
ピッチで何をしなければいけないのか。
緊張や不安、プレッシャーなどは誰にでもある。
でも、そんなのは覚悟の問題。
ピッチの上でミスをしたり、恥をさらすのが嫌なら試合に出なければいい。
ミスを怖がったり、周囲の目を気にするのならこの舞台に立つ資格はない。
ピッチに立ったらミスをしようが、恥をさらそうが、周りからどう思われようが関係ない。
やることは一つ。
チームが勝つために何をするか。何が出来るかだ。
そこが、ホームで勝てなかった原因だと思う。
アウエーでは全員が腹をくくってやるしかないという厳しい状況になっていた。
それがホームで出来なかったことは、ホーム浦安の暖かい雰囲気や暖かい声援に甘えていたのだと思う。
応えるではなく、甘えていたのだと思う。
ホームで試合をする時の方こそ厳しい目で見られ、結果を求められているということの認識が足りていなかった。
もう、同じ過ちはしたくない。
ホームだろうが、アウエーだろうが、セントラルだろうが関係ない。
「執念」と「覚悟」を持って残りの全試合、戦っていきたい。
個人的なことになるが、花巻戦で「Fリーグ通算100試合」を達成することが出来た。
もう100試合も出たんだなっていうのが率直な感想。
5年前、代々木で開幕したFリーグ。
教員という仕事辞め、挑んだこの世界。
毎試合無我夢中で勝つことだけを考えてやってきた。
勝った時は喜び、負けたときは茫然とし、勝っても負けても気持ちを切り替えるのが本当に下手な自分が100試合もプレー出来るとは思わなかった。
怪我もしたし、累積で毎年何試合かは絶対に出ないし。
1シーズン、全試合出たシーズンは一度もなかったと思う。
そこは反省する部分だけど。
本当に色々なことがあった100試合だった。
100試合も出ることが出来たのは間違いなく俺のことを支えてくれた、家族であり、多くの人のサポートがあったからこそだと思う。
支えてくれたすべての人に感謝したいと思います。
皆さん、ありがとうございます。
100試合達成の記念花束は両親から頂きました。
ちょっとと言うかかなり照れくさかったけど。
とても嬉しかったです。いつもありがとう。
これからも1試合でも多くピッチに立てるように頑張っていきたいと思います。