練習試合

土曜日はセグンドとの練習試合だった。


第２クールの開幕に向けて、試合の感覚を維持する為にも重要な試合だった。


結果と内容にこだわった試合は、激しいものになった。


セグンドと試合をするのは正直、ちょっとやりにくい部分がある。


セグンドは倒してやろうという強い気持ちを出して向かってくる。


それに対してプリメーロは迎え撃つというのがこの練習試合の通常の図式。


ただこの日はちょっと違った。


セグンドの激しさは相変わらずだが、プリメーロも今回は激しく戦った。


俺は毎回、セグンドと試合をすると必ず色々なところが痛くなる。


今回も膝、すね、うで、背中などなぜ？ってところが痛くなる。


激しい。

本当にガツガツくるから。

でも、痛いけど嬉しく思う。


絶対にぶっ倒してやろうという気持ちが伝わってくるから。


去年までプリメーロでプレーしていた選手にとってセグンドでプレーしていることに何を思うのか。


悔しさやもどかしさ、やるせなさなどの気持ちをどうプレーで表現するのか。


毎回、そこが楽しみな部分。


土曜日の試合は、そういう部分がすごく伝わってきた試合だった。


セグンドのそういう姿勢はプリメーロにも伝わる。


セグンドで良いプレーを続ければプリメーロに上がってこれる。


セグンドとプリメーロの入れ替わりが頻繁にあればあるほどチーム内の競争意識は高まり、競争は激しくなる。


そうなればバルドラール浦安はチームとしてもっともっと強くなる。


現状に満足している選手、チームでは勝ち続けることは出来ない。


だからこそ、セグンドのみんなの頑張りが必要になってくる。


土曜日も気持ちを出して戦っていたとは思う。


でも、まだまだ出せると思うし、もっともっとやれると思う。


良いチーム、良い選手が揃っているけど、どこを目指しているのか、何を目指しているのか、そこをもっと明確にし、プレーしたらもっと個人としてもチームとしても成長出来ると思う。

また、試合を出来る日を楽しみにしている。


もう痛いのだけは勘弁して欲しいけど。