2010年最終戦
今朝、自宅に帰ってきました。
今まで爆睡でした。
バスの中でも少し寝たのですが、家に着いたら一気に眠気が増しました。
昨日は誕生日プレゼント並びに誕生日メッセージをたくさんの方から頂きました。
皆さん、本当にありがとうございます。とても嬉しかったです。
年内最終戦はアウエーで名古屋との試合でした。
結果は4-4の引き分け。
アウエーで引き分けという結果は最低限の結果かもしれないが勝ち点2を失った試合だった。
なぜなら残り3分まで2点差でリードしていながら、最終的には追いつかれたから。
試合後には負けたような気持ちになった。
勝てなかったことがすごく悔しかった。
あと数分を耐え切れなかったことが残念で仕方ない。
当日の朝9時に浦安を出発し、オーシャンアリーナに着いたのは午後5時。
長距離のバス移動により、コンディションはあまり良くなかった。
早めにアップをし、身体をゆっくりとほぐしたがなかなか思うように動かなかった。
試合になれば長距離移動がどうだとか、そんなことは関係ない。
ピッチに立てば最初から最後まで全力でプレーするしかない。
頭では分かっていても、実際に前半の10分過ぎまでは動きが重かった。
その10分で2失点してしまったことは反省点ではあるが、潤が止めてくれなかったらもっと失点していたと思う。
それくらい名古屋とうちのエンジンのかかり具合には違いがあった。
10分過ぎから徐々に身体も動き始め、太郎と鳥丸がシュートを決め、同点に追いつくことができた。
前半を2-2で追いつけたのは大きかった。
ただ、前半の疲労感は半端じゃなかった。
名古屋というチームのすごさ、うまさ、強さを改めて実感した。
後半は前回のセントラルでの対戦を踏まえ、ディフェンスラインを少し下げた。
その分、相手のポゼッションは高くなり、ディフェンスをする時間が長くなったが集中を切らさずにディフェンスをすることが出来たと思う。
前掛かりになった名古屋のディフェンスの裏をついてオグが逆転ゴールを決めた。
すごく良いシュートだった。
その後、名古屋はパワープレーを仕掛けてきた。
その出鼻をコウタロウがつき、ゴールを決めて2点差。
残り時間は3分くらい。
名古屋はパワープレー。
名古屋のパワープレーは今年、初めて受ける。
ものすごい圧力だった。
ボール回しがどうとかではなく、シュートのエリアが広いのと全員がシュートの意識が高い。
うちのゾーンの外からシュートを何本もうたれまくった。
そして、リカルジーニョの存在。
パスもシュートもドリブルも出来る彼の存在はとても厄介だった。
ノールックでも精度の高いパスを出す。正直、どこを見ているのかわからないくらい視野が広く、パスコースとゴールを常に狙っていた。
集中力をより高めて、身体を張ってディフェンスしたが、ゾーンの真ん中を使われ、1失点。
まだ、1点リードしていたし、こっちにもチャンスは何回かあった。
でも、そこで決めることが出来ずに最後はなりふり構わず強引にきた名古屋のファウルすれすれのプレーについに同点にされてしまった。
俺は同点のシーンは潤が名古屋の選手に手をおもいっきり蹴られていたからキーパーチャージのファウルだと思ったが、ノーファウルの判定。
猛烈に抗議をしたが覆らず。
まあ、アウエーだし、仕方のないことなのかもしれない。
そこにいくまでにもっと身体を張ってできることがあったのではないかと思った。
そして、同点のまま試合終了。
とても悔しい結果となった。もうあと1歩。半歩で勝つことが出来た。
このチームで名古屋に勝つことができたら、もう一つチーム全体が自信を深めることができ、更なる成長へと繋げることが出来たと思う。
みんなが作ってくれたリードを最後の最後まで守りきれなかったことが本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。
自分が自分の役割をチームの為に果たせなかったことが本当にもどかしいし、悔しい。
年内最終戦は引き分け。
この結果は受けいれなければいけないが俺にとっては納得できない結果となった。
一晩経っても悔しさは消えない。
もう誕生日だったことなんてすっかり忘れていた。
試合後サポーターの方々に励まされた。
平日の夜開催にもかかわらず名古屋まで応援に来てくれただけはなく、寒い中、外で待ってていてくれて言葉を掛けてくれた。
とあるサポーターの方から「試合後にユウスケの笑顔が観たい」と言われた。
その言葉がすごく胸に残った。
確かに最近、試合後に笑った記憶ってあまりない。
負けた試合や引き分けた試合。勝てなかった試合の後に笑うことなんて俺には出来ない。
試合後はやっぱり悔しいし、結果が出ないことをなかなかすぐに切り替えることなんて出来ない。
でも、サポーターの方達はそんな俺達の表情をすごく良く観てる。
自分の応援しているチーム、選手が試合後にへこんだ顔をしていたり、暗い顔をしていたらサポーターの方達もきっと暗い気持ちになるし、へこんでしまうのだと思う。
浦安のサポーターは本当に選手に力を与えてくれている。
そんな素晴らしいサポーターの方達と試合後に笑顔で話したり、握手したり、手を振ったりできないことは選手として恥ずかしいことだと思う。
あの一言が気づかせてくれた。
俺も悔しいけど、サポーターだって悔しい。
選手もサポーターも同じ気持ち。それを忘れてはいけない。
これからは試合後に笑顔で挨拶できるように、気持ちの切り替えを徐々に出来るようになりたいと思う。
すぐには無理だけど。
31歳の目標にします。「気持ちの切り替えの早さ」。
帰りのバスの中もまた、太郎と三井と鳥丸と潤としょうもない話をしていたけど。
結局はフットサルの話になった。
もっとこうしたい。もっとこうした方が良いなどなど。
途中、飯を食べたり風呂に入ったり、休憩をしながらまた、話していたら日付が変わっていた。
俺の31歳の誕生日はバスに乗って始まり、バスの中で終わっていた。
とても記憶に残る誕生日となった。
年内最終戦は引き分け。
来年は1月9日にアウエーで大分との試合からまた始まる。
残りの試合も1試合1試合、大切に戦って一つでも自分の納得できるプレー、一つでも順位を上げられるように頑張っていきたい。
今年、一年間応援ありがとうございました。
また、来年も頑張ります。