終戦
昨日、日本対パラグアイをチーム皆で練習後に観戦した。
結果は0-0のPK(3-5)で負けた。
試合中、日本代表のプレーに一喜一憂し、チャンスには立ち上がり、頭をかかえ、ピンチには胸を撫で下ろした。
試合中にもチャンスはあったけど、決め切れなかったのが勝ち切れなかった原因なのかな。
PKになったときは絶対に勝つと思っていたけど・・・
仕方ないよね。
PKは。本当に運だよね。
ワールドカップのPK戦と言えば、94年のアメリカ大会の決勝戦を思い出す。
ブラジル対イタリア。
イタリア、5人目のキッカーのロベルト・バッジョが外してブラジルの優勝。
あの時のバッジョが言った言葉がすごく俺の中には残っている。
「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ。」
「PKを決めても誰も覚えていないが、外したら誰もが忘れない。」
本当にその通りだと思う。
昨日、日本のキッカーは全員が勇気を持って蹴ったと思う。
誰だってPKを外すことはある。
勇気がなかったら、PKなんて蹴れないよ。
しかも、あの状況であの場面でPKを蹴ることがどれほどのものなのか。
当事者でなければ決してわからないプレッシャーがあると思う。
外してしまった駒野選手のことを誰もが忘れることは無いのかもしれない。
でも、俺は勇気を持って蹴った駒野選手を褒め称えたいし、胸を張って日本に帰ってきて欲しいと思う。
結果は負けたけど、良い試合だった。
久しぶりに感動した試合だった。
日本代表の選手の皆さん、お疲れ様でした。
一ファンとして感謝の気持ちで一杯です。