今日の録音さん。ぱっと見たら録音さんは休憩していた。いや、休憩しているわけではない。出番がないのだ。シーンによっては、録音が必要ない場合もある。そんな場合、彼は待機だ。おとなしく次の出番まで座っている。マイクを立てて座るその姿はまるで武士じゃないか。そうだ。彼は音のサムライなのだ。