自らチャレンジを起こせ、行動し、変化しろ!というメッセージは、人によっては耳が痛いですよね。
 
わたしだって、できるなら何かを成し遂げたい。
自分にしかできないことをする人生にしたい。
 
でも、自分にはそんな実力もなければ、
起業とかハードルの高い領域に突っ込んでいく勇気もない。
 
きっと、そんな気持ちを抱えている人は多いと思います。
 
 
確かに、イノベーター的なチャレンジャーになるのは決して簡単なことではありません。
 
けれども、そんな"チャレンジャーを応援するというチャレンジの仕方"も、実は在るのです。
 
 
 
 
 
まず、多くの人がチャレンジを諦めてしまう理由と、
チャレンジを起こしていく人生に何が起きるかという話から始めていきます。
 
 
そもそもこの世には、陰と陽、この二極が存在します。
 
陰があるから光があり、
悪があるから正義があり、
悲しみがあるから喜びがあり、
不幸があるから幸せがある、
 
 
できれば、つらいことなんてなくて、
すべてが完璧で平和であったらいいのに。
 
僕も、何度そう思ったか。
 
けれども、しんどいことがあるからこそ、そこを乗り越えた時に、より大きな達成感や喜びを体感することができるのです。
 
だから、この世からしんどいことがなくなることはありません。
 
 
そして、不思議なことに、
僕ら人間は、喜びを感じるために、自然としんどいことに自ら突っ込んでいくのです。
 
面白いもので、
大きな成功を得たい、大きな喜びを得たい、という人ほど、
より大きな困難を経験するようになっています。
 
つまり、大きな成功を得ている人ほど、
実は、相当な人生のアップダウンを経験しているのです。
 
 
これは、子どもの成長を見ると、とてもわかりやすいです。
 
子どもって、日々アップダウンが激しいですよね?
親としては、そこに振り回されるのは本当に大変です(笑)
 
けれども、子どものアップダウンが激しいのは、成長が早いからです。
彼らは、アップダウンの分だけ、すごいスピードで新陳代謝を繰り返し、
新しいものをどんどん吸収し、進化していきます。
 
(※ダウンの時は古いものから脱皮しているイメージ。だから、痛みを伴ったりします。そして、アップすると、進化し成長した自分になります。)
 
そして、周りもそんな子どもの成長を見守ってくれるし、
ダウンの時は、失敗もたくさんするけど、「子どもだから」という理由で、多めに見てくれます。
 
だから、どんどんアップダウンして、どんどん成長していくわけです。
 
 
 
しかし、残念ながら僕らの社会では、
年を重なるに連れて、周りが失敗を許してくれなくなる傾向があります。
 
そして、
いつの間にか本人も、失敗しないようにうまくやらなきゃとという気持ちになり、
より大きなアップダウンが生じる”チャレンジ”そのものをしなくなってしまうのです。
 
 
確かに、チャレンジしないことで、アップダウンは激しくはなくなるわけですから、
見た目、安定している風な自分にはなることができます。
 
これまでの社会では、そういうスタンスで、ひたすら受け身のまま生きていた方がうまくいったのかもしれませんが、
そのままの状態でいると、新陳代謝の力も弱まってしまうわけですから、
当然、成長もあまりしないし、
自分のエネルギーも落ちていってしまいます。
 
だから、多くの人が社会人になるあたりから、
一気に老け込んでしまい、へたすると無気力状態とかになっちゃうわけですね。
 
 
そして、悲しいかな、
なかなかチャレンジできない自分を擁護したいがために、
激しくアップダウンしている、子どものような大人(←波乱万丈ではあるけど、楽しそうだし、結果成功している人)を羨み、
揚げ足をとったり、妬み否定したりしてしまうのです。
 
一度こうなってしまうと、そこから再び活力溢れる人生を取り戻していくのは、なかなか難しいですね💦
(変に過去に成功体験があったりすると、ただの厄介な構ってちゃん大人になっていってしまいます。)
 
 
また、若い世代でも、
変に斜に構えて、達観してる風になっちゃってる人が増えてきてしまいましたが、
 
これまた無気力になってしまうので、
やりたいことが見つからない人生になってしまったり、
でも、なんだかんだ承認欲求は自然とあるので、WEB上とかに逃げ込んで、なるべく批判を受けないように、やたらに自分の存在をアピールしてしまうのです。。
 
 
そうならないためにも、
なるべく、若いうちにたくさんのチャレンジをして、
大人になっても、変わらずそういう姿勢を持ち続けることがとても大切です。
 
20代までの間なんかは特に、変にうまくやろうとかしなくていいんですよ。
わかってる風を装ってても、いざ事を起こしても、大して結果が出ないでしょ?
 
大丈夫!
ムリに自分を強く見せようとか、しっかりしてる自分を装うとかしなくていいです。
心配しなくても、自分が思ってるより、まだ大して能力ないんですから!(笑
周りも、実はそこまで期待してないですって、いい意味で!
 
じゃぁ、アップダウンぐっちゃぐちゃかもだけど、がむしゃらな人生でいいじゃないですか。
 
 
そしてね、
いつまでも子どもの頃と変わらずに、
やりたいことひとつひとつを実現するために、恐れずにどんどんチャレンジし、アップダウンし続けている人こそが、
次の時代を作っていく、大きな力になっていくんですよ。
 
守りになんて入っちゃったら、人生もったいないよ😊
 
 
 
ただね、
自分の可能性を強く信じて、チャレンジし続けるという人生を送るのも、そんなに簡単なことではないですよね。
 
世間がまだまだ寛大ではないから、それをやり切ろうとするには、
根本的に自信がないとムリだしね。
 
そう、
実際に、自発的にチャレンジし続け、達成する人生を送れるのは、ほんのごくわずかな人たちだけです。
 
 
そして、チャレンジしたいけど、勇気が持てないだけの人(←たぶんこの層がかなり多いと思う。)は、
そんなすごい人たちと自分を、ついつい比べてしまい、
「自分は達成できない、能力がない、勇気が足りない」と、自己評価を下げてしまうのです。
 
 
もし、自分はそうかもなーと感じた方は、
試しに、この考え方を参考にしてみて欲しいのです。
 
 
 
チャレンジのスタイルって、様々あってね、
 
例えば、
 
◆自ら行動を起こして、新しい流れを生み出していくイノベーター的な、いわゆるすげー人。
 
◆そして、そのフォロワーとして、そういった流れをサポートしていく人。
 
こんな風にポジションが分かれてて、このいずれもが実はむちゃくちゃ重要な役割なんです。
 
見た目は、やっぱ前者の方が目立つわけですが、
でも、実は前者だけだと、新しいものが生まれても、小さな流れのままで終わってしまったりするのです。
 
そう、後者の人たちが、全力で前者を応援していかないと、
新しい流れは、広がっていかないんですね。
ホント、むちゃくちゃ重要なんです。
 
 
だからこそ、
もし、自分は何かをゼロから生み出せるような人材ではない、でも何かチャレンジをしたいんだ、
と感じていたら、
 
思い切って、
誰かに”乗っかって”、一緒にチャレンジするという道も考えてみて欲しいのです。
 
 
 
 
後者にも、実はかなり勇気がいるんですよ。
 
それは、ついていくと決める勇気です。
 
 
でも、ついていく人が最初にひとり出てくると、他にもついていきたい人が出てきます。
 
そんな風にして、新しく生まれた小さな流れを、この「ついていく勇気」を持った人たちが大きくしていくのです。
 
 
 
”ついていく勇気”と書いたのは、
 
すげー人たちの、むちゃアップダウンのある成長スピードに乗っかっていくわけですから、
自然と、ついていく人も、アップダウン人生になって行っちゃうんですよね。
 
こりゃ結構勇気がいるわけです(笑
 
 
特に、まだ流れがあまり大きくない時に、
そのポテンシャルに賭けて、「初期の段階でついていく」決断をすることは、
本当に怖いと思います。
むちゃくちゃ勇気がいると思います。
 
 
でも、その勇気こそが、
その新しい流れを広げていく、大きな力になっていくんです。
 
 
 
自分が何も持っていなくてもいい。
何か特別なことができなくてもいい。
 
勇気を持って、信じてついていく。
ひたすら流れに乗っていく。
 
 
そんなあなたの勇気ある行動が社会を変えていくかもしれない。
 
 
 
子どもの時のように、「小さなやりたいこと」に素直になって、
失敗もたくさんして、どんどん成長していこう!
 
 
アップダウンだらけの人生もなかなか悪くないもんですよ😊