20日午後、長野県上田市の菅平高原で行われたサッカーの大会に参加していた小学生らが相次いで嘔吐や下痢の症状を訴えた。


地元消防などによると、同日夜までに約100人を病院に搬送し、約10人が入院した。


全員、命に別条はない。


県は昼食の弁当が原因の食中毒とみて調べている。


県などによると、サッカー大会と7人制ラグビーの全国高校大会など、三つの大会の参加者らが症状を訴えた。搬送者以外に、近くの観光施設のクリニックで手当てを受けた人もいた。


いずれも、昼ごろに上田市の弁当店から購入した仕出し弁当を食べて以降に症状が出たという。