【THE BEACHB】 | 【侍★Japanese boy】

【THE BEACHB】













リチャード(レオナルド・ディカプリオ)は退屈なアメリカを飛び出し、刺激を求めてバンコクへ。その夜、リチャードはダフィ(ロバート・カーライル)と出会い、秘密の孤島「ザ・ビーチ」の伝説を聞く。ある日、ダフィが自殺。リチャードの部屋のドアには孤島の地図が貼りつけてあった。リチャードはフランス人のカップル、エチエンヌ(ギヨーム・カネ)とフランソワーズ(ヴィルジニー・ルドワイヤン)を誘い、孤島へ渡る。島にたどりついた3人が見たものは、20人ほどの若者が暮らすコミュニティだった。楽園のような暮らしを楽しむリチャードたち。だが、次第にコミュニティの影の部分が明らかになる。さらに、リチャードが島の地図をコピーして他人に渡していたため、都市からさらに若者たちがやってくる。それを見たコミュニティのリーダー、サル(ティルダ・スウィントン)はリチャードを追放。リチャードは孤立するが、農民たちが新しくやってきた若者を射殺したのを見てフランソワーズとエチエンヌを呼びに戻る。3人で島を出ようとした矢先、農民たちがコミュニティにやってきて「出て行きたくないならリチャードを殺せ」とサルに迫る。銃の引き金を引こうとしたサルに全員が信頼を失い、サル以外の若者は島を捨てる。アメリカに帰ったリチャードは「楽園は自分の中にしかない」と気づくのだった。






俺が10代の頃、描いてた楽園がこの映画にはあって

全てのルールから解き放たれたような時間。



他人のルールじゃなく
俺達のルールで生きる開放的な日々。

この作品を見たのが10代の頃で
凄い衝撃だったのを覚えてる。



【本当にあるのかも?】




ずっと、俺達の世界で俺達のルールで生きる日々が続くって思えた


自分達のルールで生きる
【そんな事が可能なのかな?】
って思ってたし、実際そうやって生きてた。




それから
10回以上見てる。





年を重ねる度に
自由奔放に自分達の世界を生きたあの頃を思い返して、毎回違う感情になる。


自分達のルールじゃなく
日本のルールや
社会のルールを身をもって知り

自分達の身勝手なルールが
誰かに迷惑かけたり、誰かを傷つける事を深く知った。



だけど
本当は誰もが解き放たれたいと思うものなんだって事も



10代の頃
心の何処かで思ってた
【自由奔放に生きるのは今しかできない!】って

その頃
大人が俺達に教えた。
【20越えると時間の流れが早くなる】って事。

その言葉が更に自由を求めて
時間があるだけ楽しい事に目を向け好奇心だけで生きた。

将来や夢は後回し
今を楽しむ事だけ考えて生きた。



無我夢中に自由を求めて



いつまでも10代でいれる訳もなく


この日々が
いつか終わるってわかってたから。

過ぎてく
時間さえ嫌いだった。




本当は
怖かった
将来の事に目を向けなきゃいけない日が来る事が。


だから自由を求めて
自分達の世界だけを見て生きた。

だから後悔は何一つないし
素晴らしい思い出として俺のなかに今もあるし、1つの区切りのように振り返ると凄く向上心が湧いてくる。




この作品の中の登場人物と
自分の10代の頃の刺激を求めて生きる感情が瓜二つで、心の中に鍵をかけた思いでが溢れだしてくるような、改めて過去の自分と、今あるべき自分を比較できる。


何歳になっても
自分の人生のアルバムをめくるように観ると思う映画!




俺の人生の中で一番大切な作品!


今も変わらず好奇心旺盛ですが…w

日本のルールで生きてます!




変わりたくても自分の中で
10代の感覚から変われない部分がある人や、つまらないと思う日々にスパイスがほしい方は是非♪



人生のリアルな夢と現実を見れる作品~