今日はカルチャーショックを受けました。
場所は秋葉原。
わけあって地下アイドルのライブと
メイドカフェへ行くことになったのです。
ひとつでもてんこ盛りなのに、
一日にふたつも行ってしまったものだから…
も~モリモリって感じです。
両方とも初体験でした。
そこには凄まじい光景が繰り広げられておりました。
秋葉原へは別の用事で行ったのですが、
歩いていると、可愛いらしい女の子に声をかけられました。
見るとAKB48の制服のような、メイド服のような
そんなコスチュームをした女の子。
見た目、高校生くらいじゃなかろうか?
「こんにちは!
あのっ、今日お時間ありますか?
私、これからライブに出るんです!」
「えっ?そうなんですか?」
「よかったら見に来てもらえませんか?
無料なんです」
なんでもその子はいわゆる地下アイドルの子らしい。
で、チラシを持って
自分が今日出演するライブの宣伝をしている様子。
僕はまあ、用事が済んでしまえば
行けるかなあと思いつつ
無料だし、どんなものなかチラッとのぞいてみようかな??
と、好奇心が高ぶっていたのでした。
地下アイドルが
どんなダンスを踊るのかも気になるところだ。
話しているうちに親近感がわいてきて
なんだか応援したくなってきたのです。
よし、じゃあ行こう!と決めました。
「本当ですか?ありがとうございます!!」
「私は20時くらいから出るんですけれど、
ライブはもうやってるんです~。
長く居たほうがたくさん楽しめるので
今からどうですか?」
ううーん、用事があるのでじゃあ20時くらいに行きます。
とチラシをもらいました。
さて、
いざ用事を済ませて、
ライブ会場である、とあるビルの一室へ。
全部で12畳くらいの狭いスペースでした。
そこには
薄暗い中、クルクル変わるド派手な照明…。
狭いステージで歌い、踊るアイドル。
そして異常なくらいテンション高く盛り上がる観客。
そこはまさに
カオスでした。
ちょっと文章で言い表せられないというか…
よくテレビでやっている地下アイドルのライブ会場の様子、
そのまんまでした!
なんだかすごく怪しい雰囲気……。
室内はまったく装飾もあったものではなく
ほとんどビルが建ったときのまんまのよう。
会社帰りらしいスーツを来たおじさんや、
アキバ系お兄さんやら…
数十人の人がステージ上のアイドルに向かって
熱狂しておりました。
すみません、うまく描写できません…^^;
とにかく次元の違うところに来てしまった
おいてけぼり感…。
うわ~来ちゃったよ~…
と僕は半ば引き気味に。
かなりテンションが下がりました。
アイドルがステージではしゃげばはしゃぐほど、
そしてファンが盛り上がれば盛り上がるほど
僕はただひとり、ドン引きしていました。
なんだろう、この違和感は?
僕はここにいていいのか?!
終始顔が引きつっていました。
いや~こんなとこ来ちゃったよ、
こうなりゃ楽しんだ者勝ちかアッハッハ…
と思いました。
…思おうとしましたが、
まったくテンション上がりません。
いやというほどに!
身体に力が入らないのです…!!!
ステージ上では、
いろんなアイドルが入れ替わり立ち代り
10~15分くらい
歌を唄い、踊り、MC、告知、みたいな感じでした。
ステージに立つアイドルは
どの子もまあ、かわいいのはかわいいんです。
それはいいんですが…
歌がちょっとよろしくない…
音合ってないよ…??
声裏返っているよ、
ダンスが…
うううんんんん…
身振り手振りが…
むむむむむむむむむむm
(ガクっつ)
舞台で歌うアイドルを含め、
この会場にいる人全てが、
なんかぎこちない!!!
ただ、まあなんといいましょうか、
そのぎこちなさ
完成されてない感じが
どうもファン心理をくすぐるのでしょう。
親心にもさせるのでしょう。
それは分かります。
すごく分かります。
僕だってぎこちない人は大好きです…!
でも、でもですよ…??!
とりとめもなくなってきたので
つづきはまた後で書きます。
いよいよあの子の登場!
つづく
⇒そのたどたどしさは、熱く応援したくなる、もっとも大きな理由です