私は貧乏フリーランス奏者なので、レッスンや楽団指導しては「お腹すいたぁ~」となるのですが、空腹は決して悪いことばかりではないと思うのです。
私、意外にハングリー精神強いのかな?って。
時々失敗しては「やってもうたチキショー」と少し落ち込んでは、すぐ這い上がっていつものように頑張っています。
なんだかんだ言って…結局いつものように頑張っているのです。
いろいろアタマの中で整理整頓して、建設的に物事見て、それなりに落ち着いて行動できるようになってきました。
私の強みは、あえて言うのですが…いかなる状況でも諦めないことです。それは、私には夢がありまして、こうなりたいクラリネット奏者としての姿がありまして…もちろんそんな歳になって何言うてんねん、と思われてもおかしくないのですが…不思議と私は諦めることをしません。
先ほど申し上げたように、やはり現実はあるのです。私が憧れるような素晴らしい音楽家という方々はそれだけのキャリアがあります。それは才能と努力と運の結果なんです。そんな現実と私を照らし合わせると…まぁ、厳しいものがあるわけです。
けど、ほんと不思議なのですが…そういう方々を今でも「いいなぁ、自分もそうなりたいなぁ」と憧れます。「自分なんかダメだ」と卑下しないのです。
自己肯定感って保つの難しいですね、ギスギスした世の中ですから。そんな中でも、私は自分らしく生きてくしかないと痛感しています。なぜならそれが神さまが私に与えてくださったアイデンティティだと確信しているからです。
私がレッスンしている生徒さん達もそれぞれ憧れがあり私が精いっぱいサポートしています。それぞれの夢のための大事な仕事です。
いつもなら、ここら辺でレッスンのご案内の長々した定型文を載せますが今日はそんな気分ではありません。レッスン受講したい方は実際に今来てくれてますし、そう思わない方は正直構いません。来たいと思ってくださる方には大歓迎しますがね。
新型コロナウイルスのせいで世の中の空気感がだいぶ変わり相当イヤな想いをしています。それでも私は自分らしく活動していくだけです。しぶとくずぶとく、地味に地道に取り組んでいくだけです。
これが私なりにアメリカで学んだハングリー精神です。あの頃もよく「キチショー」と歯を食いしばって頑張っていたなぁ…と…それなりの人生経験をしてますから、それが私にとってのキャリアなのでしょうね。