バックーンのココボロのバレルとベルが私のトレードマークにしていこうと思います。このブログではなぜ私がココボロにこだわるのか?を 書いてみます。
生徒さんの選定では生徒さん本人の好みと意思を尊重するので別にココボロでないといけないわけではありません。実際ほとんどの生徒さんの選定ではグレナディラで選定しています。
ココボロにこだわるのは、あくまで私の話です。まずは、この赤みがかったバレルとベルをご覧ください。

ココボロという木材の赤みがかった色を見て試したくなる方もいれば、いやいやクラリネットは黒みがかるグレナディラの方がという方に分かれます。ココボロは合わない人には合いません、そういう方はグレナディラで演奏を楽しんでください。これは好みの話であり、それ以上でもそれ以下でもありません。
ココボロのバレルやベル、またはココボロのクラリネットを吹いて驚く方は多いと思います。重量感も吹奏感も妙に軽いのです。この自由な吹奏感、気をつけないとコントロールが難しいケースもあるので私は明らかに合わない場合オススメはしません。
じゃあ…そのバランスはどうするの…それはプロの仕事の領域?とでも言っておきます…
そのバランスがなんとかなったとしてからの魅力は、優しくて空間を包み込むような暖かい音色です。ホールで吹いてみたら分かるのです、こんなに楽に柔らかい音色が響いている…ココボロに合う息づかいがあるのかもしれないです。
もちろん、これは個人差があります。
