昨日、楽器を末永く使うために必要なことを書きました。私自身は他にもいろんな手入れをしているのですが、それは何が目的かというと。
私のレシタルもうすぐで10年なんですが、あと10年つかいたいなぁー
と思っているからです。確かに楽器にはいちおう寿命はあります。たまにですが、楽器の状態を考慮して買い替えを勧めることもあります。ですが、寿命じゃない楽器にはメンテナンスをして大事に使っていただきたいです。もちろん好みが変わることもありますから新しい楽器にすることでいい方向に進むこともありますね。けど、楽器に頼ることはできたらしない方がいいと私は思います。
先日、ある方の楽器を試奏させてもらう機会がありまして。その楽器はなんと100年以上前の楽器です。その楽器は丁寧にメンテナンスされていて吹いてみたらちゃんといい音がしました。いい吹奏感が残っていて吹き込んでも音が荒れたりしない、そんな楽器あるんですね。
私のレシタルはまだまだ成長しそうな感じが残っています。だから修行と思ってこの楽器で練習するのです。
新型コロナの影響でお休みされている生徒さん達もおられますが、再開される時はそれぞれの生徒さんに寄り添いシッカリ取り組んでいきたいです。