マウスピースやリード、リガチャ―などのセッティングを見直す提案をすることがあるのですが、それには意図があります。奏法を見直すキッカケにしてほしいのです。これは選定して音色が変わって大喜びする生徒さんたちに必ず言うことにしています。
たとえ高松自身のクラリネットよりいい楽器を選定したとしても、その人が奏法を身につけていなかったら楽器を操ることさえできないでしょう。レッスンで奏法を改善することを取り組んでほしいから選定しているのです。
奏法を身につけるのは長い年月とたくさんの経験が必要です。楽器や道具で全て解決するわけじゃないのです。高松はもちろん、たくさんの失敗をしてきました、そこからたくさんのことを学んできました。だからこそ教えることができることがあると思います。
いい奏法に合致する道具を見つけるのが、選定だと思います。だからこそ高松も日々精進し奏法を研究してから道具を模索するようにしています。闇雲に道具の研究をするのは、あまりいいとは思いません。
なので、いい道具に出会うことができたのなら、ぜひ練習してレッスンに来てください。