2023.8.26.秋田県大仙市

第95回 全国花火競技大会

(大曲の花火)

 

お待たせいたしました。大曲の花火と言えば「大会提供花火」。

競技会に参加している花火業者が分担して大規模なワイドミュージックスターマインを打ち揚げます。

今年は組曲「展覧会の絵」です。ん?どんな曲だっけ?

「たい~かい~て~きょ~う~」

この声が会場に響き渡ると大きな拍手が沸き起こります。みんなこれを楽しみにしているんです。

音楽が始まると「あ~っ、あの曲ね」って感じ。

では どうぞ!

 

 

 

 

 

展開幅900mに広がりました。

 

 

 

眼前は花火!花火!花火!に包まれます。

 

 

 

最後は花火の打ちあがる爆音で音楽なんて聞こえません。全身の力が抜けるほど感動しました。

会場は大歓声と大きな拍手に包まれます。

大会提供花火が終わると帰り支度を始める人たちが増えてきます。

 

そしてフィナーレは大曲の花火恒例の「いざないの街」からの「秋田県民歌」にのせた特大スターマインで終わります。

 

はじめはいざないの街。

短い夏を 惜しむように 竿灯の灯りが揺れる♪

中略

あぁあ~ あぁあ~ ここ~はあ~きぃたぁ~♪

中略

ふえの~ねの~ふえの~ねの~しみ~て~いく~♪

 

ここから秋田県民歌になります。

しゅうれ~い♪ むひな~る♪ ちょうかいさぁんよ~♪

きょうら~ん♪ ほえたぁ~つ♪ おがはぁ~んとう~よ~♪

中略

こがね~と~み~の~り~てぇ~♪ ゆたけ~き~あ~き~た~♪

歌に合わせてゆったりと尺玉が打ち揚がるとなぜか込み上げるものがあるんです。故津雲優さんの歌声が郷愁を誘いますねえ。

 

そして花火師さんたちと観覧者との間でのエール交換。雄物川の対岸で花火師さんたちが赤いトーチを振り、観覧者の人達もスマホや懐中電灯で応えます。これがまたじ~んと来るんです。

 

30分かけてのんびりと帰り支度するころには人の流れもスムーズです。感動を胸にゆっくりと会場をあとにしました。

以上、大曲の花火のリポートでした。