【クリフォート】基礎編 2014/11/13 | とらいでんとどらぎおん

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【クリフォート】
妥協召喚やペンデュラム召喚を利用するビートダウンテーマ。
クリフォート・ツールによる永続的なアドバンテージの獲得、特殊召喚に依存しない戦い方が可能な点等が強み。
登場後はシャドールや影霊衣の抑止力として、環境2番手と評価されがち。

高い攻撃性、永続罠の有効活用により、特にメインデッキ勝負では圧倒的な強さを誇る。


2014/11/13時点での使用レシピ

【クリフォート】
メインデッキ  :40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ  :15枚

【 モンスター 】17
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ×3
クリフォート・アーカイブ ×2
クリフォート・ゲノム ×3
クリフォート・シェル
クリフォート・ツール ×3
クリフォート・ディスク ×3
EMトランポリンクス ×2

【 魔法 】10
召喚師のスキル ×3
大嵐
機殻の生贄 ×3
機殻の要塞
禁じられた聖杯 ×2

【 罠 】13
スキルドレイン ×3
デモンズ・チェーン ×2
神の宣告
虚無空間 ×3
隠されし機殻
魔導人形の夜 ×3

【 エクストラ 】15
ガガガガンマン
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン
励輝士 ヴェルズビュート
恐牙狼 ダイヤウルフ
暗遷士 カンゴルゴーム
深淵に潜む者
鳥銃士カステル
No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ
No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド
No.16 色の支配者ショック・ルーラー
No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク
アーティファクト-デュランダル
シャーク・フォートレス
No.61 ヴォルカザウルス
迅雷の騎士ガイアドラグーン

【サイドデッキ】15
サイキック・ブロッカー ×3
サイクロン ×3
禁止令 ×3
聖なるバリア-ミラーフォース- ×3
透破抜き ×3


【はじめに】
私はクリフォートを使用した期間が短く、プレイおよび構築がまだ未熟である。2014/10/01の制限改訂から使用し始め、影霊衣が登場してからはそちらをメインとしていた。
ハッキリ言えば、この記事の内容は薄い。間違った内容を含んでいる可能性もある。鵜呑みにするべきではない。

また、SECEのカードは考慮していない




【メインデッキ】
対影霊衣を強く意識している。それ以外には、モンスターや永続罠を適切に機能させるだけでも勝ちを狙える。そのくらいクリフォートは強力なデッキなのである。

構築の関係上、相手のデッキがわからない場合は先攻を選択したい。ノーデン1キルや先攻エクストリオを防ぐためでもある。

多くのデッキで使われるハンドモンスターには注意しなければならない。それで壊滅しないよう、有効なカードを多めに選択している。

・ハンドモンスターへの意識
ハンドモンスターはクリフォートが展開した場を壊滅させてくる厄介なモンスターたち。魔導人形の夜やデモチェの採用はハンドモンスターを恐れているのが大きい。プレイでもしっかり対策していきたい。

初動でレベル6クリフォートを召喚し、サクリを装備して構えたとする。ここで、適切な罠がなければアイス・ハンドによりフィールドは壊滅。これはできるだけ避けたい。

簡単に行える対策はペンデュラム召喚が可能な状態にし、レベル6クリフォートを守備で出してサクリを装備すればよい。これを狙う場合は初動から特殊召喚を行ってしまうため、強謙の採用は避けた。

・オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
以下、オッPと表記。強謙より遅いサーチ手段ではあるが確実性がある。ペンデュラム召喚も狙えるのでハンドモンスターに対応しやすくなる。リンクスをサーチできるのも優秀。3積み。




【リンクスコンボ】
ツールとリンクスは相性が良いことで有名である。リンクス効果でツールを手札に戻すことで、クリフォート以外の特殊召喚が可能となる上ツールを再利用できる。

エクシーズ召喚やワンキルを狙うことができる強力なコンボなのだが、サイクロンが流行している環境では安定して行えない。2014/11/13時点では、メインサイクの採用率はやや低めである。また、サイクロンを仮に採用していたとしても、ツールを破壊する目的で使用されることは多くない。
よって、この環境ならば安定してリンクスコンボを行えると判断。

リンクスコンボはそこまで複雑なコンボではないのだが、コンボ過程の中での派生により、最終的な場が変化する。詳しくは、応用編を参照のこと。

・クリフォート・ゲノム
アーカイブよりもゲノムを多く選択している。アーカイブで戻すべき対象が少ないのもあるが、ゲノムは自分のツールを破壊できるため展開を手助けしてくれる。リンクスコンボでは重要である。

・クリフォート・アーカイブ
モンスターの状態を問わずバウンスできる優秀なモンスター。モンスターとして出た自分のツールを戻すために使うことも多いまた、スキドレ下では自分のディスクを戻し、効果を有効化できる




【採用カードとその理由】
採用したカードは全て役割を持つ。強い役割と安定性を持つカード程、採用枚数は多くなる。基礎知識はある程度省略する。

・クリフォート・シェル
最大レベルのクリフォートである。ライフを奪う目的のみならばディスクの劣化だが、特殊召喚を介さない、貫通持ち等の利点があるため、選択肢として用意している。特に、虚無空間がある場面では活躍できる。
今期におけるレベル7と8の差は重要でない。ツールと噛み合わないスケール9でもあることから、採用枚数は1枚とした。

・大嵐
遊戯王を象徴するパワーカード。クリフォートでは、自分のツールやサクリを破壊しつつ相手の罠を除去できるため強力。自分(先攻)→相手→自分のターンで発動した際にワンキルを狙える。

しかし、大嵐を相手に使われるとなると困ったものである。相手の大嵐を諦めて戦う試合は非常に多いこのような考え方は嫌いなのだが仕方がない。ツールにタッチできない試合は諦める場合が多い。

・機殻の要塞
初動ではあまり重要とならない。リンクスコンボで利用することもできるが、なくても展開できる場合が多かったりする。
ダブルツールの際には重要となる。ダブルツールではP召喚ができず、最上級クリフォートをアドバンス召喚しにくくなる。その問題を要塞は解決できる。

ディスクを絡めたワンキルに使用する場合もある。設置したゲノムが生きたままターンを渡された際に狙っていきたい。

召喚を無効化されない効果により、クリフォートが墓地へ送られにくくなる。魔導人形の夜の条件を守ることができる。

・デモンズ・チェーン
ハンドモンスターやダークロウ等を一時的に止めれる他、自分のクリフォートに使うことで能力を戻せる。また、永続罠なので虚無空間を維持できるのも高評価。ミラーでディスクを止めるカードとしても有用。

・隠されし機殻
以下、アポクリと表記。一般的な採用率は低めだが、強力な効果をもっている。リンクスコンボの最後のサーチ先としての用途が多い。また、単体でもツールを破壊された際の保険として機能する。それにより、オッPでリンクスに触りやすくもなる。
素引きのリスクに見合うリターンを持つカードとして1枚のみ採用している。
2戦目以降ではサイクツイスターにも対応でき、非常に優秀。

・魔導人形の夜
主に影霊衣に対して強力な罠。ある程度丸いのでメインで採用しやすい。ブリューナク、ハンドモンスター、キュルス等、止めるべき箇所は多く迷いやすい。

基本的にはハンドモンスターを止めるのが重要。ハンドを止められる手段があるのならば、ブリューナクを止めて1:1交換を狙うのも良い。

召喚無効系やマイクラには要注意。墓地にモンスターが存在すると発動すらできないため、予想される場合はゲームの早い段階で発動するべき。




【エクストラデッキ】
クリフォートはメインカードを主力に戦う性質上、エクストラカードを使って戦うことは少ない。魔導人形の夜との兼ね合いもあり、重要な局面以外ではエクシーズ召喚は避けた方が良い。
特にランク5モンスターは、3枚しかないツールを2枚消費してしまうハイリスクな展開になる。本当に出すべき状況なのかしっかりと判断しよう。

当然だが、エクシーズモンスターの表示形式も、適切な表示形式を選ばなければならない。ルーラー縦で魔法宣言→ハンドで壊滅では笑えない。

・誘発/誘発即時ランク4
カンゴルやラグナゼロ等。エクシーズ召喚ができる状態というのは、ツールが引けない状態か大量展開をしている状態であることが多い。
ツールが引けない場合は罠と組み合わせてターンを流す。
大量展開の際は、罠を引けていない場合が多く、その代用として立てておく。
状況に応じて適切なカードを召喚すれば特に問題はない。

・励輝士 ヴェルズビュート
ツールを引けない際の保険等で役立つ場合が多い。アドバンス召喚状態のクリフォートを残しつつフィールドを一掃することもできる。

クリフォートを2体出し、サクリを装備してエクシーズすると、ビュート条件の枚数を調整できる。破壊後にサクリのサーチが入るため比較的安全にツールをサーチできる。ミラーで重要な戦術の1つ。

アポクリの発動にチェーンしてビュートを発動するのも有効。アポクリは対象を取らないため、擬似的なバウンスとして機能する。

・アーティファクト-デュランダル
苦手とするミラーフォース等を防ぐことができる。
手札交換効果は影霊衣相手のキュルスを防ぐ他、儀式魔法にチェーンして発動するのも効果的。しかし、運要素もあるため、できる限り使わない方向でいきたい。

・「希望皇ホープ」モンスター
採用していないカード。ツールはライフを早く消費するカードであるため、シナジーがある。魅力的なリターンを持ち、盤面次第では強力なカードに化ける。

しかしながら、エクストラデッキを圧迫するのがかなりの問題であった。元祖ホープが重要な役割を持てなかったのも大きい。ホープモンスターがなくても戦うことは可能であるため、採用は避けた。

今後の環境での重要性が増せば採用は十分考えられる。




【サイドデッキ】
主に影霊衣、ミラー、メタビートを意識したサイドデッキとなっている。先攻エクストリオ等の封殺系は、基本的に適切なカードを素引きしなければ倒すことができない。

・影霊衣意識
禁止令3 
透破抜き3

・クリフォート意識
サイクロン3
ミラーフォース3

・メタビート意識
サイキック・ブロッカー3
ミラーフォース3

サイドは使い切りの罠か永続カードで固める方が良い。サイクツイスターが予想されるため永続カードにあまり頼りたくはないが、メインのツールを抜くことはほぼあり得ないため、結局は2戦目以降サイクツイスターが刺さる。

それならば、相手のサイクツイスターの枚数を越える罠・永続カードを投入するのが無難ではある。特に使い切りの罠はツイスターでは対応できないため、サイドプランとしては非常に良いものだろう。

・透破抜き
ブリューナク、ハンド、キュルス等を妨害できる非常に優秀なサイドカード。3積み。

・禁止令
無理ゲーを回避するために必要なカード。宣言は万華鏡、サイク、キュルス、大嵐など。状況に応じて適切な宣言をする必要があるため、高度なプレイングも要求される。魔法カードなのも評価が高い。

・サイキック・ブロッカー
禁止令同様に無理ゲーを回避するために必要。宣言はルーラー、エクストリオ、ダークロウ、手違いなど。同時に投入するミラーフォースとは相性が良い。エクストリオの機能を停止させたなら素早くペンデュラム召喚ができる状態にし、クリフォートのゾンビ化でその場を凌ぐ。

ドラゴリッチやグランモール、ハンドモンスターでも似た働きができる。環境次第では、これらのモンスターの方が良い場合もあるだろう。
それらを差し置いてブロッカーを採用したのは、戦闘を介さずに、カードの種類を問わず封印できる点が魅力的だったからである。


基礎編終わり。
サイドデッキもちょっと怪しいカードいっぱい。適当で申し訳ない。
草むらから出てくる野生のクリフォートよりは上手なクリフォートなんじゃないかなーと信じたい…