「別れや出会いや」


外国にいると、人との出会いや別れが頻繁に起きる感じがします。

例えば、留学で来た人と知り合えば、その人はいつかは去ってしまうし、

仕事で来た人は期間が限られています。


僕みたいに根無し草のような人はそうはいないでしょうし、みんなどこかへ

帰っていく。

それを何度も見てくると、ふと、僕は帰る場所を探して、彷徨っているのだ

という気がしてきます。


最近韓国で別れを2回、経験しました。

もちろん仕事上のことですが。ただ最近の別れは心に何かが残るという

ものではなくて、疎通がない、悪く言えば今風の、物語がない別れです。

人間退化説を信じている僕としては、心がない出来事には関心が示せなかった。


ひとつのことを成し遂げようと、いろいろとなげうってきたこと。

そのなげうるものがない人たちの氾濫。


僕にはちょっといたたまれないですね。

なおさら、映画つくりに邁進したいと実感しています。


去っていった人、離れねばならなかった人、さようなら。

なにかが残れば、嬉しいです。