本ブログ初の食レポです(;^_^A

290円でラーメンが食えるラーメンチェーン店『幸楽苑』。そんな幸楽苑から290円ラーメンが消えた、というのは結構なニュースでした。なんでも「売れば売るほど赤字になるから」という理由だそうで。

あの290円ラーメンも昔はもっと美味しかったんですよね。一時期アメリカのバイオ燃料政策か何かの影響で小麦や大豆の価格が上がった時期がありましたが、その時にガクンと味を落とした記憶があります。その際にドンブリも変わりました。それ以前の、元々の290円ラーメンの味は『極旨醤油らーめん』とほぼ同じ。てゆうか、かつての290円ラーメンを『極旨醤油らーめん』として出してるのではないか?と私は感じているのですが…。
まあそれでも290円でラーメンが食べられるのは有難い事でした。

さて、新しい醤油ラーメンですが、『司(つかさ)』というネーミング。元々は岡山県で限定的に出していたメニューで、これが好評だったらしい。
社内でも『今まで食べたどのラーメンより美味しい』と高評評価だったとか。イヤイヤ…さすがにこれはステマ過ぎるだろw   それ言った奴、カップラーメンしか食ったことない奴とかじゃねーだろなwいくらなんでもねえ(;^_^A

さて『司』ですが、結論。

美味しくないです。
さらに言うなら、コスパ悪いです、これ。

スープは結構油浮いてる。見た目がなかなか濁りが強く、見た目を裏切らないクリアさのない味。しょっぱさはやや薄れたものの、なーんか寝ぼけた味なんだなあ。ダシ感がいまいちはっきりしない。

そして麺ですが、博多ラーメンに使われるようなプッツリとした歯切れの細麺で、これが合ってない!インスタント麺みてーだよ!なぜ普通の多加水熟成麺にしない?一番の減点ポイントがここですよ!

という訳で、561円という価格から見てもわざわざ食いに来る味ではないですね。少なくとも私はね。


いくら赤字になると言っても、290円ラーメンの最大の強みはその『集客力』ではないのでしょうか。それは幸楽苑サイドとしても懸念してはいるようなのですが、勝算があって切り替えたという事ですから。甘く見積もり過ぎましたね。
ただでさえ290円ラーメンがなくなった事で「俺の中で幸楽苑の存在意義は無くなった」と思った人は少なくないはずです。その上、肝心のその代替商品がこれではねえ。


これでもし極旨醤油らーめんまで消えたらジ・エンドって感じだなw
今後の動向が気になるところです!