町田 1-2 鳥取

台風の大雨の中、メインスタンドにも雨が吹き込む。寒い。冷たい。
前半、その寒さを吹き飛ばしたのが戸高選手の先制ゴールだった。ハーフタイムは気持ちよくベーコン串を食べていた。

後半、2点取られ敗戦。

敗戦の原因はあるかもしれない。決定機を逃す、PK外す、キャッチし損ねる、マーク剥がされる。でも鳥取もミスをしていただろうし、あまり関係ない気がする。

2チームで違ったのは『勝ちに行く執念』だった気がする。ボール際争い、走り。引き分けでも本当にJ2昇格が終戦してしまう鳥取が、正に背水の陣で戦っていた。まだゼルビアは負けても金沢戦がある、ホーム戦があと4試合もあるなど巻き返し機会がある。その『本当に終わってしまう』危機感が、鳥取に勝利を呼び込んだのだと思う。

プレー一つ一つに応援し、ゼルビア選手のゴールに絶叫し、旗ふり、近くの人とハイタッチして喜びを分かち合うようなことが毎年続けば満足かなと思う自分。負けたことは残念だが、両チームの意地のぶつかり合い、最悪のコンディションで全力で戦う姿、勝利への執念は見ていて決して悪いものでない。

J2昇格に越したことはないが、ゼルビアを見て、野津田に来て感動や勇気をもらえるような試合が続くことも願っている。試合後にエース鈴木孝司選手が今の気持ちをツイートしていた。選手の生の声は、サポーターも距離感が近く感じられ、さらに熱くなる。
















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