IMFが今後の経済指標を発表している
定期発表とはいえ、3か月でこれから2年間の予測を立てるというのは
本当にすごい。。。
結論から↓↓↓
読み解くと
IMFのシナリオは4通りあるが
その中での最悪の状況は500兆円の財政出動を行うことになり
少しマシでも300兆円の財政出動をすることに
2020年の経済予測(DGP成長率)
発展途上国
インド 2% ⤴
中国 1% ⤴
先進国
日本 ▲5%
ヨーロッパ圏 ▲7.5%
アメリカ ▲6%
結果、▲3%の世界経済の成長に落ちてしまうという予測
発展途上国である中国やインドは、この状況でも
まだまだ成長率の余地があり、プラスのGDP成長予想となっている。
もっと大数を取れば
「発展途上国平均▲1%」 「先進国平均▲7%」
となっている。
この発展途上国と先進国の経済成長平均で、結果大きなマイナス成長を予測されている。
では、リーマンショックの時はどうだったのか?
結論、▲0.1%の経済成長率で収まっていたのである
具体的には
<2009年リーマンショック>
発展途上国 平均成長率 3%
先進国 平均成長率 ▲3.1%
結果、▲0.1%となった。
つまり、リーマンショックの時の経済状況より今の経済状況が非常に危険という理由は
発展途上国の経済 にまで影響が大きく出ているから。
政府やメディアの発表では、先進国の経済暴落が注目されているが
本当の経済暴落の根源は発展途上国にある、ということ。
特に、中国での経済低迷はサプライチェーンの存在を考慮すると非常に影響が大きい
これらのことを考慮すると、
中国の経済低迷 → サプライチェーン機能の低下
→ 先進国の輸出入の低下 → 世界経済の低迷
という構図になるだろう。
もちろん、これからのワクチン完成や経済対策によって大きく変わる可能性はあるが
現状、ここ1年は大不景気時代を迎えるのは確かだろう。
余談だが、WHOをはじめ多くの世界政府組織は中国からの資金で運営されているため
この世界のポジショニングも大きく変わる年になるのかもしれない。
中国の弱体化。。。
