東日本大震災が発生して今日で13年が経過。今も尚、2万9千人の方が避難生活を余儀なくされていてるという話を聞くとつい、この間の出来事のように思えますが、この13年間は私にとって本当に尊いものでした。

当時、西武ドームでアルバイト研修を受けてる際に突然、地響きのような音がして、気付けば立っていられない程の揺れが建屋全体を遅いました。周りを見ると気を失って倒れてる方もいて現場はパニック状態でしたが、数分後、揺れが収まりテレビを付けると東北方面で巨大津波が発生したというニュースが各チャンネルで放送されていました。

電車も止まっていたので、当時、自宅のあった所沢まで徒歩で帰りましたが、父親は会社に泊まり、母親も実家に帰り、祖母が使う備品の買い出しに行っていたので、その晩は一人で過ごしたのを今でも覚えています。

震災発生から4ヶ月が経過した8月。当時、ボーイスカウト部に所属していた私は岩手県の陸前高田市まで行き、瓦礫撤去や炊き出し等のボランティア活動に参加しました。ここで見た光景というのは本当に衝撃的でその1ヶ月後に鬱病を発症してしまい、アルバイトもまともに出来ない状態が半年近く続きました。

それから13年が経過して32歳になった私自身、何故、ここまでまともに過ごして来れたのか不思議に思うことが多々あり、理由について考えてみたのですが、その根源になってるのが震災で亡くなった人達の分、震災に起因して自殺や病気で亡くなってしまった人達の分まで精一杯生きようという強い信念が支えになっていることにようやく気付かされました。

今後、南海トラフや関東大震災等、自分が生きてるうちに巨大地震、災害が来ると思いますが、例え直面したとしたとしてもその都度、逆境をバネに絶対に立ち直ってやる!という強い決意を胸に今日も美味しく頂きました👍