二週間前、思いつきで決意したNY旅行。

当初はロンドンを目的地としていたのですが、1)航空券(マイル)が高い。2)今月で母国に帰るイギリス人の知人を後々訪問したい...

といった理由で最終的に決断。

このように書いているとあまりポジティブな決断という感じがしない(汗

しかし、ファイナンスを専攻する予定の学生なので、ロンドンのシティを凌ぐ金融街であるご存じウォールストリートを擁するNYへの旅行はただ楽しいだけでなく、今後の自分のキャリアに大きなインパクトを与えるような経験になることを予感している。


今日が六日間日程の一日目。現在はNY時間明朝4:26。案の定眠れないため、これまた思いつきで旅の記念にアメブロを始めてみた。





そして、日本時間16日から振り返ると

16日

5:30 起床

6:30 家を出発

9:00 成田空港到着

15:00 成田空港発

なぜここまで早く家を出発する必要があったのか?

...現在首都圏は地震による計画停電の影響でスカイライナー、成田エクスプレスを始めとする交通機関が麻痺しているから。いつ在来線が止まったり、バスの道程が大混雑したりするとも知れなかったので、可能な限り早く家を出ることにした。

さて、無事に飛行機に乗りこむと案の定、災害、放射能の脅威から避難するアメリカ人の乗客が70%ほど。
隣の席はどちらもアメリカ人女性。知り合いではない外国人に話しかけるのはとても久しぶりで緊張するものの、ペンを借りるという体を用いて話しかけることに成功。

相手の方が満面の笑顔で接してくれて癒される笑


・・よし、この調子で今回の旅は積極的にコミュニケーションをとろうと意気込む!!


日本とNYは13時間の時差があるので、出発した日本時間16日15:00とほぼ同じ、ニューヨーク時間16日15:00にJFK空港に到着。

今回とったユースホステルまでは電車を乗り継いでここから約一時間。
いざ、ダウンタウンに向け出発。空港の各ターミナルを通る環状のエアトレインにまず乗り込むも、方面が複数あってなかなかわかりにくい。駅員に尋ねてあなんとか正しい電車に乗り込むことができた。

車内ですこし驚いたのが同じ車両にアジア系が自分しかいなかったこと。他の乗客は白人と黒人ばかりだった。
そして大きなスーツケースを引いて旅行者丸出しの自分になぜか電車について聞いてくる。
乗り換えた地下鉄でも「Jラインはこのホームでいいのか?」と尋ねられるなど、NYでは誰これ構わず道を尋ねるのが普通のようだ。

人種のメルティングポッドまたはサラダボウルと表現される多民族、多文化の共存をいきなり実感した。

さて、地下鉄で4、50分揺られるとそこはNYの中心マンハッタン島である。
今回は、ダウンタウンのリトルイタリ―(イタリア人街)、チャイナタウンの間のあたりに宿泊することになった。
ここの街の様子は丸っきり中国であり、多くの店の看板が中国語、果てはマクドナルドの看板まで漢字で表記されている。街には中国系の人々が溢れ、街ゆく人の半分以上は彼らである。

近くの大きな公園では中国系の老人達が語らい、子供たちが遊びまわっていた。まだ中国に行ったことはないが、ここではさながらの中国文化が体験できてしまっているような気がする...


ホテルの裏手は打って変わってイタリアンレストランが軒を連ねる。結局たまたま宿で知り合った同じく日本人の一人旅の旅行者とイタリアンバーで乾杯した。

それから宿に戻り今に至っている。部屋はベッドと人一人が通れるかという狭さで、恐らく2、3畳程度だと思われる。
ホテルを予約する際のレビューでも壁がぺらぺらで音が全て筒抜けなどとあったが、それどころではない。天井が3mほどのところ壁は2.5m程度しかないので、もはやつい立といったほうが良さそうだ。

NYで一泊30ドルそこそこで泊れるところなどそうそうないのだから、あまり文句は言えないのだが...

経営者も中国系の家族であり、英語はそこそこ通じるようだった。
始め宿に入った時にはあなたは予約キャンセルしていませんか?などと言われヒヤリとした。


なんとか部屋に入ると鍵が完全に壊れていて、またフロントに直行。スペアキーを渡されるものの、そもそも中さえ鍵をかけられないのだからどうしようもない。


またもやフロントへ、するとヨーロッパ系の旅行者がなんとか一泊できないかと交渉している。しかし、受付には"no vacancy"=空室なしの表示が。

空室がないはずなので、部屋を変えてくれるように一応ダメ元で交渉すると、なんとあっさりOK笑
さっきの彼じゃあ泊まれるじゃんwというつっこみは置いておいてどんだけ適当な経営者なんだと驚愕する。

そしてこの適当さから想像するにまたこの鍵が壊れた部屋を何のためらいもなく次の客に貸すのだろう。

主張することは主張する。それができなければ損をするばかりか生きていくこともままならい国なのだろうか?殊に中国系をはじめ移民に相当する人々は数え切れない試練、辛辣な経験をしてきたのだろうと思いを馳せる。


日本と言う平和な国に裕福な時代に何の不自由もなく生まれ育った自分にはまだまだ知らない世界がずっと広がっていそうである。


ガイドブックを広げ明日は地下鉄を駆使してメトロポリタン美術館、自然史博物館などを回った後、夕方ネオンの煌めくタイムズスクエアを観光し、摩天楼に登ってこようと思う。

ニューヨーク旅行に際し一番恐れていることは犯罪に巻き込まれることであって、夜の一人歩きは遠慮しておこうと思っていたのだが、たまたま今日知り合った自分と同じ立場の旅行者がいたことで、明日は夜から街で彼と合流しジャズクラブへ演奏を聞きに行こうと思っている。


こんなことをしている間にもう夜が更けたようだ。

よし、ようやくNYの中心部へ進出するぞ!