疲労回復と睡眠

 

睡眠と聞くと夜間睡眠が大切なのですが、今回は昼寝についてのお話しです。

 

夜間睡眠だけでなく、昼に仮眠する昼寝はビジネス界でも取り上げられています。

この昼寝は「パワーナップ」と呼ばれていて、スポーツ選手にとってもとても有用であることが近年わかってきています。

 

昼食後によく眠気を感じることがあると思いますが

これは「ポスト・ランチ・ディップ」とか「アフターヌーン・ディップ」と言われる午後に起きる生理的現象で、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)やヘビーな昼食を摂取することで急激に血糖値が上昇した後に起こる血糖値の低下などが理由に挙げられます。

 

眠気がある場合には、脳の覚醒状態が抑制されるため、認知判断、反応時間等の機能が低下します。

ビジネスの世界では、人為的ミスが増たり、交通事故でも14時頃が多いと報告されています。

スポーツの世界においても脳の覚醒状態が抑制されることによって起こる脳機能低下が運動パフォーマンの低下につながることは多くありますあせる

 

球技などは局面が変わったりするので、認知判断、反応力が必要になってくるのです

研究などでは、昼寝を30分ほどした条件の方が運動パフォーマンスの中でも認知判断能力において良好な結果を示していますひらめき電球

 

 

 

日中の眠気を改善する手段の1つとして昼寝が有用であることは分かったわけですが

昼寝の仕方によってはマイナスに働いてしまうこともあるので注意が必要です。

パワーナップ(昼寝)の留意点を以下にまとめます。

 

①    昼寝の時間は30分以内

②    主運動開始の60分前に起床(W-UP除く)

③    脳の強い興奮状態を鎮めたいときに実施

④    午後に眠気があるときに実施

⑤    昼寝は楽な格好で

 

 

脳と体の不統合が起きると怪我や痛みにつながりますガーン

身体の疲労回復も重要ですが、お昼寝で脳の疲労回復もしていきましょう!!

 

 

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