一週間分のコーデをSubcietyとnine microphonesで構成。


着替えは大変そうです。(笑
俺もだいぶKに似合うスタイリングのコツが解ってきたような解ってないような、、。
スタイリスト科卒業なんですけどね~。
やんないと解んないよね。
そう!やんないと解んない!
話変わるけど、昔音楽の専門学校に呼んでもらい、ライブハウスや制作の仕事に就きたいと思っている若者の前で話をさせてもらった事がある。
気合いが入りすぎて冒頭に、
「ここで(専門学校で)年間200万くらいの学費払うなら、今すぐ現場に出て、年間200万稼いできた方がきっと今君らが持ってる夢に近づけるよ。
でも、今ここにいるのなら精一杯遊んで沢山の友達を作って、沢山の物を見た方がいい。
これからの2年はそう使うべきだと思います。君たちは今同い年で現場に出てる人達からは2年遅れてると思うくらいの方がちょうどいいと思うよ。
だから目一杯遊んで色んな経験をした方がいいと思う。
絶対現場に出たときは誰よりも頑張らないといけないから。現場って、現場でやってみないと解らない事だらけだから」
と、たいして成果も結果も出せてない俺がいってしまい、その後の話が何も出てこなかった。(笑
そして事実次の日に学校を辞めた生徒が居るんだそう。
もちろんそれ以降学校には呼ばれていません。(当たり前)
でも、自分はスタイリスト科に行かせてもらい、結局服飾の現場につくことはなく音楽をやっている。
今また服飾に携わらせてもらって思う。
現場で、自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じてないと何も出来ない。
頭の中では出来ても実際は出来ない事の方が多い。
今考えると俺が生徒さんの前で言った事は極論で、余りにも偏りすぎてると思う。
でも、今考えても間違ってはないと思う。
というか、俺は「現場」でそう感じたのは事実だから。
ま、誰が悪いかって言うと、そんな偏った俺を呼んだ学校だわな。(笑
と、人のせいにしてみる。
が、
事実自分の手でやってみるってのはとても大事な事だと思う。
だから今はnine microphonesで沢山の勉強をさせてもらってる。
それは俺もKもそう。
自分の真剣に打ち込める仕事があって、その合間をぬって真剣に勉強をする。
正直心が折れそうなときもあるし、まだまだ自分がやりたいようなカタチにはほど遠い。
でも、この階段を中飛ばしして理想に近づけるとは思えない。
少々遠回りしたって着実に自分のものにしたい。
もちろん好きな事だからね。
全部が全部そんなスタンスでやってたら崩壊する(笑
だから勉強をする。
曲だってそう。
10年バンドやってたって自分の理想の曲なんてなかなか書けない。
妥協はしてないけど、まだまだ届かない。
歌詞だってメロディーだって演奏だってそう。
その理想に近づきたいから頑張れる。
学校だって、仕事だって、遊びだって全部そう。
自分の理想があるからこそそこを目指して頑張れる。
もうそろそろある程度の結果が求められる年齢になってきてるかもしれない。でも焦ったってしょうがない。
好きな事を好きな奴と好きなだけやる。
それには大変な犠牲が伴うんです。
でも、その犠牲を払ってでもやりたい事をやりたい。
俺らは「敷かれたレール」にのらないんじゃない。
俺の行きたい駅にはレールがない。というか、そこに駅があることさえ定かじゃない。
だから自分でレールを敷きながら走ってるだけ。
別にかっこ良くも悪くもない。
ま、俺の場合、敷かれたレールに乗らなかったんじゃなくて、乗れなかった。
だから自分で作る。
嫌々レールにのっかんのも嫌だし、レールがないからって、誰かが敷いてくれるまでそこにしゃがんでんのも嫌だ。
ただそれだけ。
今ハンバーグが食いたいか、ラーメンが食いたいか。
それだけの話。
本当はラーメンが食べたいのに皆がハンバーグが食いたいからハンバーグ屋に付いてって、心の中で「ラーメン食いたかったのにな、、」って思いながらハンバーグ食ってもせっかくのハンバーグが旨くない。
俺はそれを「協調性」だとは思っていない。
自分に正直になった時そう思っただけ。
何度も言うけど、自分の好きな事と自分に向いてる事が必ずしも一致するとは限らない。
色んなこと試して、やってみて、感じてみて、違うと思えばやめれば良い。
「おっ!?」って思えば続けてみれば良い。
今何もない事が悪い事じゃない。
たとえば、nine microphonesを一緒にやってるKにしてもGenさんにしても、現在自分の夢の渦の中で邁進してる人。
尊敬している人。
俺は音楽がやりたいのに未だに「成功」の手応えも「光」も見えてない。
でも、だからと言ってKやGenさんが余裕こいて調子に乗ってるか?
答えはNo。
確かに俺から見てて羨ましく思う瞬間もある。
Genさんは一国の絶対的主。沢山の実績を残してきた。
Kは何千人、何万人という人間を熱狂させ、俺の見たい景色を先に見てる。
でも、そこの場所にはそこの場所にしかない大変さがあって、そこでしか味わう事のない苦悩がある。
そこの景色を見た事もない俺がねたむ事も、羨む事さえ違ってる気がする。
どこの「現場」にもそこにしか無い空気があって、景色がある。
羨む事も、ねたむ事もない。
そんな悩みやモヤモヤは無駄だと思う。
今日撮影をしててそんな事を考えてた。
やっぱ俺は現場主義。
現場で流れや動きを見ていたい。
何でもいいから自分の肥にしたい。
だからもっと頑張ろう。
って。
やっぱ、やってみないと解らない。
だから俺は評論家にはならない。
(あ、またでた,悪い癖)
ちなみに言っておくと、解ってると思いますが、これは俺の考えなだけで、決して「正解」ではないということ。
「正解」はそれぞれの「ヒキダシノナカ」にあると思います。
ん~、、生意気。(笑