朝起きても自分が夢から帰ってこない。
未だに帰ってこない。
あたまがぼーとします。
なにかに緊張しております。
犬が車から顔を出している姿を見てテンションが上がったとおもいきや、次の信号でひっかかったくらいでテンション下がる。
若いピスト乗りが俺を睨みつける。
そいつはさっきから歩道に上がったり車道に降りたりを繰り返し、「危ないな~。」と顔をしかめていたとこ。
俺が左折しようと左にウインカーを付ける。
ピスト乗りはきちんと左のミラーで確認。
少し待つ。
通り過ぎるとき、俺をにらむ。
え?
今、俺、何、した?
解らない事だらけだの。
そいつをひっぱたく事は簡単だが、それをして何が満たされる?
解らないけど、何も満たされんだろうな。
でも顔も名前も知らないそいつは俺に「不快感」を置いて去ってった。
きっとそいつに言わせりゃ俺もそいつに「不快感」を置いて去ってった奴なんだろう。
俺は何をした?
そいつも恐らく自分の事に気付いてない。ただ自転車で自分の目的地に向かっているだけ。
「なぜそんな俺にこいつはこんな事をするんだ?」
こんな感じか?
そいつが俺に思った事は。
こわいもんだね。
人間て。
なにもしたつもりがなくとも誰かに不快感をあたえてたりする。
全てを払拭するには一歩も家からでないことだな。
でもそれで成立するわけが無い。
だったら他人のことなんて気にすんな。
お前がやりたいようにやればいい。
捕まるね。
確実に。逮捕だ。
だったら何かを譲歩し、何かを諦め、誰かを気にして生きればいい。
あ~、、
こんな言い方やだやだ。
そんなもん皆当たり前にやってることだもんね。
俺だって余裕でできるもん。
でも、自分が夢からなかなか帰ってこないから、そんなときはしょうもないことも言いたくなる。
誰にも聞かせられないから、皆に聞いてもらう。
王様の耳はロバの耳。