私の子供の「りょうと」は2022年9月7日に生まれました。ギリギリ36週だったので早産という扱いになります。

 

不安の始まりは妻の検診をきっかけです。

まず検診前にずっとおなかの張りを訴えており、検診時に羊水過多という事で精密検査が必要、大学病院を探す事になりました。

私は仕事中だったのですが、色々と羊水過多の一般的な原因を調べており、一つに染色体異常というものが見つかりました。

今思うとまさにという感じだったのですが、一つの可能性としてしかとらえておらずあまり実感が無かったです。プラダー・ウィリー症候群なんて言葉も考え付かなかったです。(なぜか名前は知っていたけど…)

 

それよりもまず生まれてきてくれる事を切に願っておりました。結果として妻は緊急の帝王切開手術を受ける事になりました。

ただならぬ雰囲気を感じたので仕事を切り上げ、大学病院に直行しました。手術自体は成功して無事に出産ができ、我が子に会う事ができました。(これは素直にうれしかったです。)

 

当日は羊水過多の直接原因として先天性乳び胸が考えられるという事でしばらくは肺に管を通して水を抜きますという説明を受け、その日は夜遅くだったので帰りました。

この乳び胸というのが胸水(肺などたまってはいけない所にたまる水)が何等かの原因でたまるもので肺に水が溜まっており、かなり危ない状態でした。取り急ぎこの危ない状態というのは越えましたという事でしたので安心していました。