時は2013年11月3日・4日
今年は2日間にわたって全国大会があった
今回は沢山の友達がここ(日経ホール)に集結した。
僕は二日目の演奏であったが、初日目の朝から足を運んだ。
とても広いホール
演奏者の素敵な音色が響き渡る
しかし、ベテランの方々のミスが目立つ。
聴いている側でも、とても弾きにくい感じを受けた。
「鍵盤が細い感じで、奥行きが浅いような・・・」という
演奏者からの声。。。 僕の苦手なピアノだ!
いよいよ二日目の朝
特に緊張した様子はない。大丈夫だ!
僕は都内のホテルからSteinwayのフルコンのあるスタジオへと向かった。
仲間内でのリハーサルをした。(1週間前もやったのだが)
みんな全力で練習してきた あとは本番のみ! いざホールへ!
お昼のお弁当もガッチリ食べて。準備万端(*^_^*)
舞台そでへ向かい仲間達と励まし合う。
幻想即興曲の奏者同士で声を掛け合う。
(最初は同じ曲を4人も演奏することが嫌だったけど、
本番直前に団結し合った♪
幻想のそれぞれの花を咲かせよう
音楽の力は凄い!
僕の演奏は3番目
1人目、2人目 素晴しい演奏だが、走っている
滑っている。。。
こ、これは・・・ 落ち着け。 落ち着け。
今日はいつもより更に2テンポ程 落としてゆっくり演奏しよう。
そう思う中、周囲の方々が温かく励ましてくれる。
代表者の方、司会の方、裏方の人達との再会に話が弾む♪
⿻⋆✩⃛*ೃ.⋆⿻
前の演奏者の演奏が終わり拍手を浴びている。
僕はやれるべきことは全てやった!
「ピアノは絶対に僕を裏切らない!」と大きな声で言い放った
笑われてもいい!恥をかいてもいい! 気持ちを全部乗せる
いざ、出陣
胸が高な、、、? ? ってない。。。
凄い落ち着いている! いける!
前奏文が読まれる
「もともとクラシックに興味がなかった僕ですが、3年程前に幻想即興曲に出逢い、あまりの旋律の美しさに取り付かれてしましました・・・ (省略)
去年エリーゼ音楽祭に参加させていただき ピアノは経験年数に関係なく誰でも弾くことができる。情熱は必ず伝わる ことを学びました。まだ譜面も読めない初心者ですが情熱は誰にも負けません。愛するピアノと会話できることに感謝し、ショパンを奏でたいと思います。」
そうピアノと会話するんだ 感謝の気持ちを込めるんだ
最初の鍵盤に手が自然と運ばれていく。 いける!
「ジャーーーーーーーーーん(ソの#)」
あれ? 思ったより弾きやすい! いける!
中間部はたっぷりと気持ちを込めて弾いた⿻⋆✩⃛*ೃ.⋆⿻
背中の力を抜くんだ!そして肩の力を抜くんだ!
とっても美しい音色を奏でてくれるピアノ♪ ありがとう・・・
多少ミスはあるものの、流れを止めずに弾ききった
最後の最後で自分の指が震えているのに気が付いた・・・
全力を出し尽くした! これでいい!
会場にもどる時に、沢山の仲間達がかけつけてくれた
「とっても気持ちが伝わったよ」と言ってくれた。
お世辞でも何でもいい。僕はこの仲間達と出逢えたことが
何よりも嬉しかった。本当にありがとう
そして、レセプションでは同じステージに立った仲間と
熱く語り合った
みんながいたから僕はこの場にたどり着けた。
本当にありがとう!
そして、このブログで励ましてくれた沢山の友達。
本当に感謝しています。ありがとう
素敵な青春をありがとう。
審査員の方々にも自分の思いは届いていた♪
音楽の力って凄い!
僕はピアノをずっと続けていくだろう・・・・夢に向かって・・・